何のマークだったのやら。 | 壇蜜オフィシャルブログ「黒髪の白拍子。」Powered by Ameba

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マンガやアニメに登場するスラッとした足の少女たちに憧れていました。「同じくらいの歳なのに何でこんなに違うのかな…」と、ファンタジー的な要素満載の、「あくまで作画の世界」と現実とは違うんだと気付くまで、ちょっと時間が掛かるタイプの子女でしたね。髪の色がピンクや水色だったり、アクセサリー(変身アイテムみたいなブレスレットやネックレスなど)を付けて登校してもオトガメなしだったりする世界は私が「そうじゃない」だけで何処かにはあるもんだとばかり思っていましたよ。中でも長いスラリ足には並々ならぬ羨ましさを感じて、愛読していたおまじないの本でたまたま見かけた「足長になるおまじない」まで試しましたね。かかとにマジックで何らかのマークを書いて、出来るだけかかとを浮かせて歩きながら生活すると貴女も足長さんに!というものでして…本気でかかとをちょこっと地面からあげることを意識した暮らしを送っていたものです。ふくらはぎがジーンと痛くなりだして数日でギブアップしましたが。ギブアップしてもかかとに書いた謎マークはなかなか消えないもので、しばらくお風呂でスポンジ片手に「消えない…」とあくせくするという…。
ちなみに、スラリとした足の持ち主を「カモシカのような足の方だ」と言う表現方法がありますね。カモシカといえばざっくりイメージするのはニホンカモシカかもしれません。しかしニホンカモシカ、山間部に生息していることもあり、意外と足が太くしっかりしているんですよ(ガケやら岩場やら登りますからね)。カモシカのような、で引用されるカモシカは別名「羚羊(レイヨウ)」ともいいます。レイヨウというとかなり広い範囲のウシ科の生物をさすことになり、草原に住み肉食獣から身を守るために細長い足で素早く軽やかに駆け抜けるタイプのインパラやトムソンガゼルなども含まれます。同じレイヨウでも草原在住の彼らの足を見て、レイヨウのようだ、が誤用され「カモシカのようだ」に転じていった説が有力だそうです。年を重ねるとニホンカモシカみたいな健脚の方がありがたく見えるような気もしまして。