ツンデレ。 | 壇蜜オフィシャルブログ「黒髪の白拍子。」Powered by Ameba

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ツンデレ、という言葉は私が中高生の時代から既に存在していたと記憶しています。一説によると1970年代に発売されたとあるマンガの中にて、「俺たちにはツンツンしているのに、アイツにはデレデレしやがって」的な表現が使われ、しばらくしてそれがツンデレと略されたり使われたりするようになっていった…とか。ツンデレが生まれた諸説あるらしいのですが、意味としては普段ツンツンとつれない、つっけんどんな態度の人がある時急にデレッと優しくなったり甘えん坊になったりする様子を表すことには変わりないようです。いつもはつれない女子が「アンタのために作ったんじゃないわよ!余ったからあげるわよ!食べなさいよ!」と相手の好物をプレゼント(しかもキレイにラッピングもしてある)する…私の中ではそんな一例が出てきますね。ツンデレって不器用ながらもカワイイ、とキュンとする人も多いのではないかと。
王道ツンデレエピソードではありませんが、ツンデレ先生に出会ったことはあります。女子校時代、終業式がある日に私はたまたま黒タイツをはいて登校してしまいました。「白いソックスでいい日」だったため黒タイツは周囲で私だけ。クラスメイトから「齋藤、間違えた?」「齋藤だけ黒タイツじゃん」と移動中に歩いていた廊下でからかわれていた時のことです。突然「黒タイツが今日は正式です。終業式は式典。貴女のでいいのよ」と後ろから声が。振り向くと学内で1番厳しい、誰もが恐れる(失礼)生活指導のおばあちゃん先生が歩み寄りながらかばってくれたのでした。普段は見られない(失礼)ような笑みを浮かべ優しく「正装すべきとよく気付きましたね」と言われて、萎縮しながらも対応したのでした。あれは高等なツンデレだった…