スーパーのレジやレジャー施設の受付などで足のかたちになっているプレートが貼ってあるのをよく見かけます。「こちらでお待ちください」「感覚を開けてお待ちください」「次のかたはこちら」的な文言と一緒にくっついているので、足のマークの上についつい足を乗っけて待ちがちなのは私だけではないと思います。しかもマークの上にピタッと足を被せるように乗っけちゃうんですよね。ピタッとはまると気持ちいいというか、何となくスッキリするというか。逆にはみ出たりすると「私の足は小さかったか」とグヌヌ…と無駄にがっかりしたり。
これを身内や知り合いの前でやると、シンデレラの靴じゃないんだから…と高確率で苦笑されます。「ちがうの。シンデレラみたいな王子様がご希望してる行為じゃないの！私的な感情の問題なの」と説明しますが。それにしてもシンデレラのガラスの靴は、よく本人の足に返ってきたなと今でも不思議に思います。大人になると、王子様ご一行が靴の持ち主行脚の途中で「まあ、ピタッとはけたわ！」「では、そなたがあの時の…」なレディが現れる可能性も十分あったはず…なんて夢のないことを考えてしまいますね。