混乱誤用は御用案件。 | 壇蜜オフィシャルブログ「黒髪の白拍子。」Powered by Ameba

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「この役職は彼には役不足だ」という言葉の意味を「彼には能力が足りないからこの役職をつとめきれない」、だと考えるのは誤用で、実は「彼は有能な人だからこの役職では物足りないし不満でしょうに」と彼自身がもっと力を発揮できる存在だという解釈が正解…というのは「間違いやすい表現」として習った記憶はあります。最初は演劇用語的な表現だったようです。そこまで知っていながら…形状記憶シャツのように脳のシワが伸びてうっかりまた逆の意味で誤用したり解釈したりしてしまうのが不思議です。役不足…本来の意味をちゃんと理解して使いたいものですね。能力が役目にたいして足りていない状況は「力不足」もしくは「荷が重い」などと言った方がいいとも教わったのに…。


そしてハードルが高い、というのは「行動や言動の合格ラインが高くて困難な事」で、敷居が高い、というのは「先方に不義理や失礼をしてしまい馳せ参じにくい環境」というのも敷居とハードルが混じったり誤用したりしがちです。こうして並べたら意味が全く違いましたね。