紙でできた着せ替え人形でよく遊んでいた世代です。最近では紙ではなく、もっと立体的に楽しめる携帯電話やパソコン、ゲーム機などで｢着せ替え遊び｣をしているようですね。自分そっくりのアバターでも、全く違う姿にすることも可能ですし、着せ替えだけではなくその場に自分が居る感覚で他の方々とも交流できるようになったのは凄いことだなぁと改めて感心します。紙の着せ替え人形も、遊び相手と｢紙人形=自分の投影｣として認識して｢お買い物行きましょうよ｣とか｢パーティーしましょう｣とか言っていましたしね。当時｢こんなお人形みたいなドレス、いいなあ｣とうらやんでいた自分に｢かなり実現しちゃってるよ、バーチャルって世界の中ではね、ドレスも変身もできちゃうんだよ｣と言ってやりたい…。
それにしても、お人形遊びをしているときは、どうしてあんなにお姫様＆お嬢様口調になってしまうのか…今思えばちょっと不思議です。｢～ですのよ｣｢おほほほ｣｢～かしら｣等々、普段使わないあの独特な言い回しで会話するんですよね…暗黙のルールみたいになってました。