いまでこそ簡単にできるちょうちょ結びや自転車に乗る行為ですが、小さい頃はそれはそれは苦労して体得したものだった…という方も少なくないのではないでしょうか。私はちょうちょ結びがどうしても縦結びになってしまい、チョウチョが直角に止まっているような仕上がりになっていましたから、直すのはなかなか大変でした。あとは自分の名前を漢字で書くのもしばらく苦戦した記憶があります。小学校低学年の頃は諦めていたのですが、9歳を過ぎると「さすがにひらがなはちょっと…」と指導され、齋藤支靜加を正しく書く特訓が遅ればせながら始まったっけ…。ちょっと難しすぎますよね、自分の名前とはいえ。
簡単にできたことはあまり記憶に残りませんが、失敗したり時間がかかったり、時にはケガをしたりして習得したことは忘れにくいです。しかし、苦心してケガをして、泣いて泣いて頑張ったのにできなかったこともあります。逆上がり…出来なかったままうやむやになり、結局できないまま義務教育を終えて今に至ります。脳に逆上がり機能がついていなかったんですね、きっと。