しかし、スッキリさっぱりしたら余計にリラックスしてしまった私は、仕事に戻りしばらくして先輩に「先輩、リラックスしてきてしまって、不覚にも眠いのですが」と正直に言ってしまったのです。それで冒頭の「信じられない～」の発言をいただいた次第です。彼女自前のハーブティーが私を眠りに誘うとは思いもしなかった先輩は、まったくもぅ、と呆れ顔。できる範囲でいいからがんばりな、とグダグダな私を励ましてくれたのでした。社会人失格と思われたかもしれませんが、ちょっとだけ甘えさせて下さったことは、今でも忘れられません。
信じられない、と言われてしまったことがあったなぁと、ふと思い出しました。職場の先輩から呆れたように言われたのです。仲良しの方でしたから、私も彼女も思わず笑ってしまうような出来事で、特に叱責されることもなく「しょうがない奴」で済んだのですが。当時私は職をいくつか掛け持ちしながら暮らしており、少し疲れていたのでしょう。先輩から見ると元気がないように感じたらしく、「しゃっきりするから一緒に飲も」と休憩時間中にハーブティーをいれてくれました。もうちょいだから頑張りな、と言われつつ飲んだハーブティーはミントと柑橘が香るスッキリさっぱり系でした。