ほとんど経験はありませんが、万が一この世の条理を曲げるような理解に苦しむことが起きたら、とりあえずは「死んだ祖父のたわむれ」と思うようにしています。父方の祖父は冗談が好きで私をよくおどかしましたし、母方の祖父もおどける一面があったと聞きます。
物音に敏感なわけではないのですが、時々自分がいない空間でカタン、コトン…と謎の音が聞こえてくるのは、気のせいではないと思います。例えば潰したペットボトルが元に戻ろうとしていたり、飼っているナマズたちがアクリルの水槽の表面に吸い付いてカリカリ歯を立てている音かもしれませんし、我が家には「謎の音」の原因は沢山あるはずなので怪奇現象や心霊体験である可能性は低いのです。しかし…そこまで解明は出来ているにも関わらず「不気味なものは不気味なのですよ…」という自分の正直な気持ちが入ってきます。先日は鳥が止まり木とケージの金属の部分の間を「コーン、コーン」と突っついている音でホッとはしたのですが…さすがに朝の4時にこれはやめてほしかった…。