少し前に「亡くなった娘を生き返らせたい一心で恐ろしい儀式を行ってしまった母親と、生き返った娘に翻弄される幼馴染みたち」という邦画を観ました。娘には想い人がおり、生前から切ない恋心を抱えていたという青春ラブストーリー的な要素もあって、少し目元がじわっとなります。見終わってからもまとわりつくような恐怖がしばらく残っていたのでした。物語通りに儀式を行えば、死者がよみがえってしまうのかなという妄想もなかなか消えずにゾワゾワしたものです。
夏と言えば…海に花火にアイスクリームにと色々なアイテムを想像しますが、私はどうしても「夏は怪談」というイメージが強く、ついついホラー映画を観てしまいます。ホラーといっても、怖くて怖くてどうしようもない系のパニック要素あるものではなく、サスペンスや伝説系のものを選びがちです。ギャーっといきなり脅かしてくる演出だと、どきっとしてしまうので、ヒタヒタ忍び寄る展開がじわじわと怖い…という楽しみが無くなってしまいそうな気がして…。