しかし、時折「カナブンが玄関に突撃を繰り返している音」や、「お風呂場に干してある傘が換気扇にあたってブワブワしている音」等のレアケースな音も耳に入ってくるので、突き止められないと余計に不安で眠りが浅くなってしまいます。「灰色の同居人が突然テレビのスイッチをつけてしまった」ときはぞわーっとするほど驚きましたが。
夜中に目が覚めました。何か物音がする…というなんとなくの気配がしたのです。こういうときは自己流の「音点呼」をします。「ゴポポポ」は水槽のエアーポンプが働いているから大丈夫、「ズズズズ」はこれも水槽のモーターの音、そして「カタンカタン」は小鳥が鳥かごに登っている音で…耳元の「びゅーびゅー」は我が家の灰色の同居人の寝息&イビキ…こうして音の正体を突き止めていくと、「なーんだ、我が家は通常運営ね」という結論に至ることが多いのです。怖がりかと聞かれるとそうでもないとは思うのですが、謎の音はしないことに限ります。