ほしがりさん。 | 壇蜜オフィシャルブログ「黒髪の白拍子。」Powered by Ameba

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寝る前に給水タンクを満タンにして加湿器をつけていると、朝には空っぽになっています。起きて様子を見るたびに「あー…空っぽになってる…」と感心してしまいます。出掛ける前にも満タンにしていくのですが、夜に帰ってくるとやはり空っぽに。通常緑の運転ランプは赤くなり、「水ー。水たりなーい」と催促されているような気持ちになるのです。「はいはい。ただいま」と素直に応じていますが、そのテンションはまるで我が家の灰色の同居人や蛇に食事を与えるのと同じような感覚です。

実家にいた頃は灯油ストーブを使っていましたので、灯油がなくなると「灯油を、補給してください。灯油を、補給してください」と音声で催促されたものです。私が玄関に置いてあった灯油タンクからをストーブのタンクに灯油を補給できるようになったのは10歳くらいでした。入れ方は父が教えてくれたのですが、「ゴム手袋をして、そーっと、蓋はしっかり閉めて…」と、まるで博士と助手のような物々しい雰囲気だったのを覚えています。