粗っぽくはない。 | 壇蜜オフィシャルブログ「黒髪の白拍子。」Powered by Ameba

壇蜜オフィシャルブログ「黒髪の白拍子。」Powered by Ameba

壇蜜オフィシャルブログ「黒髪の白拍子。」Powered by Ameba

粗品でいただくボールペンやメモ帳を有効に使えると嬉しい気持ちになります。大学病院で助手をしていたときは、時々先生方から「粗品のおこぼれ」をいただいた記憶があります。いただいた製薬会社やお薬の名前の入った文具をしげしげと見つめつつ、「いいもの貰った」とにやにやしていたのでした。叔母クーミンや父も会社のオリジナル文具を私に譲ってくれることもあり、一時は「自分が使う文具のほとんどは粗品」だったほどでした。

ちなみにノベルティという言葉もありますが、これは「社名や商品名を実用品に印刷してお客に配るもの」という意味があるようです。粗品は「他者への贈答品をへりくだっていう場合の言葉」らしいのですが、粗品という言葉は粗い品…という控えめさに相反して相当実用性が高い健気な部分が隠しきれていないので、愛を込めて敢えて呼んでいます。最近では付箋や定規はもちろん、タオルやエコバッグなどもあり粗品はなめらかに世間に浸透しているようです。