当初はいわゆる濃紺の、はっきりした色合いだったのですが、こまめに手で洗っているうちに段々と色味が落ち着いてきて、現在は青と水色のグラデーションが爽やかなシュシュになりました。いただいたときに「徐々に落ち着いた色味になっていきますよ」と聞いていたので、今まさに「濃紺の良い色」から「オリジナルの良い色」に変化している最中なのでしょう。美しいグラデーションをながめつつ、海のようだと「蒼さ」に思いを馳せながら、まだまだこのシュシュとの暮らしは続きます。
その昔テレビで、「藍染めの楽しみは、とても長期的に続くもの…」という藍染職人さんがお話ししていた言葉が今なら何となく分かります。