「あたり」の捉え方。 | 壇蜜オフィシャルブログ「黒髪の白拍子。」Powered by Ameba

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手作りのものに対して「まぁ、手作りだからねぇ」と思うと、その時に感じた「ちょっとした違和感」も「ほのぼのした光景」にかわることがあると思います。

その昔学校の後輩から貰ったクッキーをかじったら、がりっとした歯応えが。断面を見ると大きめの砂糖の塊がポロっと出てきました。どうやら使ったお砂糖がざらざらしたタイプのもので、よく混ざりきらないまま焼きそのまま残っていた様子。ごめんなさいと慌てて謝る後輩が健気で、「オーブンという熱の脅威に打ち勝つとは…なかなかやるなお主」と砂糖の塊に話しかけてしまうほどほのぼのした気持ちになりました。ある意味「スイートスポットに当たった」訳ですから。

外国産の手作りの石鹸を使用中、中から果物の皮がわさわさ出てきた事もあります。「まぁ、外国の手作り石鹸だから。自然っぽくていいじゃない」と使う度に出てくる謎の皮を手に取り体に擦り付け「栄養栄養」と補給の真似事をしていたものです。その後国産の石鹸を使い始めて物足りないなと思いもしましたし。

「手作りだからねぇ」と消費する側が思うと、いびつや不可思議な様子がいとおしく思える…ある程度は、ですが。