軒の下の蜘蛛。 | 壇蜜オフィシャルブログ「黒髪の白拍子。」Powered by Ameba

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先日、玄関先で蜘蛛を見かけました。蜘蛛は1センチほどの胴体でほっそりとしており、ちょっと風が吹いたら飛んでいきそうな危うさでした。我が家に入ってもイイモノないだろうなと思い(久石という灰色の同居者が灰色のデストロイヤーになってしまう可能性もあるので)、チラシですくって外へ放った次第です。チラシの上に誘導すると、大人しく乗車し、自然界へと帰っていったのでした。

蜘蛛…昔はちょっと怖いなと思っていました。巣を作って他の虫を捕まえて食べるという姿がどうしても「悪の秘密結社の幹部」的で、いつか自分もやられる…と恐れていたのでした。しかし本来は我々にとって「お虫さま、困ります、おやめください!」な行動をとる虫たちをあっさりゴハンに変えてしまう強者。むしろ助けてくれる存在だったようです。

その昔親戚の家(千葉県館山市)で、それはそれは大きい蜘蛛を見ました。手のひらでは収まりきらなそうな細長い足、葉巻のような胴体、そして「綺麗なツートンカラーですね」と褒めたくなるような黄色と黒のしましま模様…自分よりもはるかに大きな巣を張って虎視眈々を獲物を狙う姿は迫力満点でした。親戚の方いわく「家の守り神」とのこと。あまりの迫力に怖さを忘れ、つい「何か召し上がりますか?」と伺いたくなるほどでした。

「うーん、チョウチョ食べたい」
と言われたらどうしよう…とも悩みましたが。