「一束(いっそく)」という言い方も。 | 壇蜜オフィシャルブログ「黒髪の白拍子。」Powered by Ameba

壇蜜オフィシャルブログ「黒髪の白拍子。」Powered by Ameba

壇蜜オフィシャルブログ「黒髪の白拍子。」Powered by Ameba

「髪を束ねて」という言葉はよく聞きます。しかし、東京にはさまざまな地域出身の方が暮らしているため、「束ねて」以外にも「髪何らかの処置を施す」行為には多くの表現法方があることを知ったのでした。

「髪をつないで」
「髪をしばって」
「髪をくくって」
「髪をとめて」
「髪を一本にして」

…ここ数年を思い返しただけでも、少なくともこんな表現たちに出会いました。私は髪が長いので、仕事先で「髪、どうされますか?~にしますか?」という「~」の部分に、個性豊かな「髪への処置」の言い方がはまってくるのでしょう。

ちなみに祖母おリュウは、この「束ねる」行為のことを「髪をゴムテープで結う」と言います。非常にマニアックな言い方を常としていますね。ゴムテープという言葉は私のなかでは耳慣れているのですが、まさかヘアゴムだとはあまり気づかれないようで、「ゴムテープ?」と聞き返される場面にも遭遇したことがあります。
ゴムでできていて、(最初からヘアゴムの形をしていなくて)長いものを切って丸めて使うスタイルだとしたら、何となく想像はつきますでしょうか。「裁縫もするから沢山使いたい」と輪っかタイプのヘアゴムを敢えて購入しない発想が、特殊な呼び名を生み出したパターンです。