Dの円卓。 | 壇蜜オフィシャルブログ「黒髪の白拍子。」Powered by Ameba

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漫画を読んでいたら、こんなシーンに遭遇しました。

お屋敷の前に突如表れた少女。
まるで屋敷の住人だったバイオリニスト「お嬢様」かのように振るまい、周囲の人々を唖然とさせます。体は別人、でも心とバイオリンのテクニックは昔行方不明になった「お嬢様」そのもの…もしやお嬢様の魂が少女を乗っ取ったのか…?いやまさか…と勘ぐる元フィアンセの男性。お嬢様かどうか確かめたい一心で実験をします。
少女の目の前に「僕の気持ちだ」とバラの花束を差し出すのです。

すると少女は悲鳴をあげて花束から離れます。
「ひどいわ!私が重度のバラアレルギーだと知っているはずでしょう!?」
「ああ…やはり君はお嬢様だったのか…!」
と、憑依の証明がなんとなく出来た、という話です。結局お嬢様の魂は召されてしまい、少女は意識を取り戻してフィアンセは「行ってしまったのか…」とガックリ…で終わるのですが。

バラアレルギー?バラでそんなに苦しくなるのかな…
と、若干疑っていた読者Dは、「こりゃ漫画の演出でしょ」と思っていたのですが、この一連の話を聞いた読者Dの母からさらりと衝撃的な話を聞かされます。
「え?バラアレルギー?あるよ。花もバラ科の果物でも。くしゃみ出たり喉いがいがしたり。呼吸困難になっちゃう人もいるよ。桃食べて喉が腫れる人とかね」

さらに続ける読者Dの母(花粉症持ち)。
母「私も普段は平気だけど、ばら園みたいなバラだらけの場所にいたら、クシャミしてた」
D 「お嬢様(軽度の)?」
母「お父さんはキュウリ大丈夫でもメロンがつがついくと喉がイガイガする人」
D 「我が家がウリ科にまで反応?」

身内にいたので、「こりゃ演出でしょ」をつつしんで訂正したのでした。そして何故私はバラもウリも大丈夫なのでしょうか。