先日、TVで展望レストランの楽しさについて特集されているのを見かけました。夜でも昼でも景色が楽しめる大きな窓と広々としたフロア、おいしい料理に素敵な音楽…堪能すべきポイントが沢山ありそうで、もし行ったらきっとキョロキョロするんだろうなぁ私…と想像することも容易でした。実際昔祖母のおリュウと「回転式展望レストラン」でお昼を食べたことがあります。楽しみで仕方なかったというのもありますが、回転と食事が両方とも物珍しいと、ソワソワが止まらなくなってしまい、頼んだ料理がすっかり冷めてしまったもので…。勿体ない話です。
食事中にショータイムがある所も行ったことがあります。よせばいいのに興味には勝てず、前の職場の同僚を誘って馳せ参じました。ダンサーやマジシャンが華麗なパフォーマンスを繰り返す中で出される美味しそうな料理…なぜ皆冷静に食事とパフォーマンスを堪能できるのか、そっちも華麗なパフォーマンスに見えて仕方ありませんでした。
TVで展望レストランつきの高層ビルの外観を眺めながら、「ああ、いま景色と食事を両方とも堪能しながら談笑しているハイレベルな会合が行われているんだなぁ」と羨望のため息がこぼれてしまうのでした。