先日ドラッグストアにて、ヘアカラーの溶剤が半額という看板を目にしました。自分で染める方にとっては朗報だとは思いましたが、今の私にはいささか縁遠い半額情報だなぁと横目で確認する程度の動きを済ませて、心静かにサランラップとお皿洗い洗剤の捜索を始めたのでした。
学生時代や20代の前半は興味本意で髪を染めることもありました。オレンジ系、チョコレート系、チェリーレッド系…まるでジャムを色見本にしたんじゃないかと思われるような選択を繰り返していたような気がしまします。特にオレンジと茶色の中間色のような明るくてツヤっとした暖色が好きで、ボブヘアーの時は決まってさんさんとした髪色をしていた記憶があります。若いうちにしかできないからと、周囲も妙に寛容でしたからブレーキはかかりにくかったかもしれません。
現在は白髪染めの方が必要となってきそうな気配を感じてはいますが、明るい髪色に合うシュシュや髪止めやピアスをワクワクしながら選んでいた日々は忘れられない思い出です。寛容だった周囲には感謝です。