プラットホームで電車を待っていたら、待っていた乗り場の後ろ側に電車がやって来ました。「当駅どまり」というアナウンスをしていたので、乗客が降りた後は車内は空っぽのように見えました。
ふと、空っぽの車内からザッザッザと颯爽に歩く音が…。駅員さんです。私より少し年上であろう、比較的ガッチリした体躯のその殿方は、車内にお客さんがいないか、忘れ物や異常はないか、電車の端から端まで歩きながらチェックされていたのでしょう。1車両から出ていく度に
「よぉしっ。はい、ようっし」
と、きっちり指差し確認されていたので、私はその気合いある様子にすっかり見とれていたのでした。ただ、あまりにも快活な「よぉしっ」だしたから、
(「次いってみよぅ!」って続かないかな…)
と妙な期待をしてしまったのでした。世代ですね。
ちなみに駅の忘れ物ワーストワンはずっと「傘」のようです。昨日の東京は雨でしたから、さぞかし…
気を付けたいところです。