とある漫画の表現に衝撃を受けました。
作者は猫業界でも有名な「沢山の猫(あと一頭の犬とも)と暮らし、自宅での猫たちとの日々を漫画に綴る」先生です。私はひょんなことからこの方を知り、ここ数年で先生の描いた漫画はほぼ全部読んできました。電子書籍内で最新刊として購入した漫画のヒトコマに、その言葉はありました。漫画内の登場人物紹介の際、先生はその方を
「人生で猫を切らせたことがない」
…という言葉で表現したのでした。イラストの雰囲気から察するに働き盛りの壮年~中年期付近の年齢だと思われます。40~50年あまり何らかの形で猫とずっと一緒に暮らしていたなんて…なんてうらめし…じゃなかった、うらやましい。
私は先生風に表現するなれば初代ロシアンブルーのスミレさんを迎えるまでの9年間と、一人暮らしを始めて2年ほどは「人生で猫が切れた」状態でした。約11年、人生の30%弱です。今まで6匹の猫(スミレさん、アヤメ、アンズ、カリン、久石、昔通い猫だったアラヌキさん)と関係しているというのに…改めて100%の難しさを思い知ったのでした。