秋を有意義に過ごすにはどうしたらいいか…暑くても寒くても特にやいのやいのすることなく、1年を通してほぼ同じ心情で生きている性分なのに…柄にもなくそんなことを考えてしまいました。「~の秋」とさまざまな秋の楽しみかたを提示されてはいるものの、あれもこれもと体感しようとすると有意義どころか疲れはててしまいそうだと思ったからです。行楽、グルメ、イベント、学習、読書、スポーツなど、「秋だから~やってみようよ!」という積極的なメッセージがTVや雑誌、広告などで見受けられます。
(人間が活動的になるのは、春よりも秋なのかな…)
と、思うほどです。冬の気候や年末年始の慌ただしさに流される前に、「自発的に何かをする」ことが気候的にもムード的にも容易いのが秋だからでしょうか。春も活動的になりますが、出会い別れの季節で気持ちが落ち着かない場合もあるでしょうし…。
(有意義は人それぞれ…さまざまな過ごし方が許される季節なら、余暇の時間は猫の冬向けに生えてきた産毛を触りながら、熱帯魚の図鑑でも見ましょうかね)
結局、静かに過ごす秋を選ぶのでした。