仕事場へ向かう最中、ブティックを通りすぎました。時刻は夕方、風も強くライトアップはされていても何となくうす暗い雰囲気の中、外のアーケード下に吊るされふわりふわりと揺れていたのが…
白地に花柄の春物ワンピース(五分袖)。
先取りするのがお洒落の基本とは伺っていますし、昼間に見たら印象も違うことも重々承知です。しかし、あまりに彼女が寒そうで寂しそうで、持っていた膝掛けを譲りたくなりました。
手製の傘を雪山のお地蔵さまに被せてあげる翁の気持ちが少し分かりました。春物の華やかさとわくわく感を奪う私はセンスなし。