夜、動物ビスケットの袋を開けていると…
テーブルの反対側から手がのびてきました。
蜜「いたの…」
グレ「どうも。いい年して動物ビスケットと牛乳?」
蜜「大人になってからは自分で働いたお金で動物ビスケットも牛乳も買ってるからいいの」
グレ「まぁ、自分で稼いだお金で食べる動物ビスケットは格別うまいからね」
蜜「そう。だからいいの」
グレ「うまいね…」
蜜「うん」
グレ「32になっても美味しいんだ」
蜜「死ぬまで美味しいよ」
グレ「秋田のじぃさん、たまには墓前に立てってさ。あっちでごまビスケット食べながらぼやいてたよ。入れ歯にごま挟まってるし」
蜜「うん。8月には行くよ」
グレ「いっとく。じゃあね、秋田の赤っ恥」
蜜(秋田空港、おろしてもらえるかな…)