お疲れ様です、支靜加です。
先日、久しぶりに学生時代の先輩と電話でお話をしました。あれやこれやと話をしているうちに、
「サジ投げちゃってる感じなのですよ。」
というフレーズを私が話したとき、事件は起こりました。
先輩「サジ?」
シズ「…サジです。」
先輩「なにそれ。投げる?何を?」
シズ「あの…サジを…こう、投げて…」
(↑完全に弱気。)
…サジって「匙」です。スプーンです。「サジを投げる」、簡単に言うと「諦めちゃう」という意味で…まさか古くてあまり知られていない…?不安になった私でしたが、夕べの研修の帰り道、バスの中で偶然耳にした会話に救われました。
見た感じ大学生でしょうか。20代前半のうら若きレディ2人がきゃっきゃと話し込んでおりました。どうも話し手のレディ(以下ラケちゃん。テニスのラケットとおぼしきケースを手にしていたので)が聞き手のレディ(以下ぽんちゃん。可愛いふわふわのポンポンシュシュを髪に着けていたので。)に
ラケ「もうね、バイト先の新人くんがさ、超ギャル男で全然話通じないの。」
ぽん「えーギャル男?よく採用されたねー。」
ラケ「私も不思議でしょうがなかったよー。なんかね、店長とかもサジ投げちゃってるんだよね。敬語全然使えてないしさー。」
ぽん「うわ、それ困るねー。」
…言った。
…確かに言った。
「サジ投げる」って言ったー!!
ラケちゃん!
キミ若いのに…
グッジョブ!
ぽんちゃん!
通じてるキミも…
グッジョブ!!
一番後ろの席で小さくガッツポーズをしている私に、どうか誰も気づいていませんように(笑)。
サジ…まだまだ使いたい言葉です。
それでは、本日はこのあたりで。