購入したバスタオルに
![黒髪の白拍子。-2009080919020000.jpg](https://stat.ameba.jp/user_images/20090811/08/sizuka-ryu/05/5c/j/t02200391_0480085410230602823.jpg?caw=800)
と書かれたタグがくっついておりました。
日本語(JP)では「綿100%」、中国語(中文)では「100%綿(綿の字は中国語でしたが)」でした。
何が違うのかしら…
確かに日本では「果汁50%」や「シャンプー20%増量中!」など、どちらかといえば対象物となる名詞が先に入り、あとから%がくっつく事が多いような気がします。
明確な理由は不明なのですが、恐らく「目的語(綿)+%」の順のほうが
主語+目的語+動詞
(例:彼女は/テレビを/観ます)
という順で文章が成り立つ日本語に近いと考えられたのかもしれません。
ちなみに中国語は英語と一緒の
主語+動詞+目的語
(例:She/watchs/television.)
です。綿(対象物)は文章の最後におかれ、%が動詞の役目をしています。
日本語は動作の情報を後ろにもっていき、英語や中国語は主語の次はすぐ動詞、という作りなのですね。
なんて…ちょっと堅苦しいお話でしたね(笑)。
あのような表示を見てしまうと、つい大学時代に日本語教員免許をとるためにお勉強をしていた事を思い出してしまいます。
中国…、似たような漢字を使い、近しいお国とはいえ
言葉の作りは根本的に違うようです。
それでは、本日はこのあたりで。