ユリ科のギザギザなヒーロー。 | 壇蜜オフィシャルブログ「黒髪の白拍子。」Powered by Ameba

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お疲れさまです。支靜加です。

今日母が新しい石鹸を買ってきてくれました。

アロエの匂いのする石鹸だそうで、包み紙を開けた瞬間、ふわりとアロエの優しい爽やかな香りがしました。

これを使えば私もアロエのようにみずみずしくなれるかしら…体を洗うのがいつにも増して楽しくなりそうです。


アロエには御恩があります。

6才のころ、背中に大きな火傷を負いました。熱湯の入ったヤカンがガスコンロの上にあったことに気付かず、ガスコンロの下で背中を向けてしゃがみ、キッチンにいた祖母と話をしていました。

そのうち、手持ちぶたさになり、じゃれつく気持ちで祖母にしがみつこうと立ち上がった瞬間、足がふらつき背中からコンロ目掛けて倒れてしまいました。

落ちたヤカンから熱湯を背中に受けました。熱くて泣きわめく私を祖母は直ぐに救出し、お風呂場で背中を冷やしてくれました。

冷やした後応急処置として、お庭にあったアロエの「手」のような部分を数本もぎとり、よく洗い果肉を取り出して私の背中に貼り付けたのでした。

背中がずきずきと痛みましたが、アロエが熱を吸いとってくれたせいか、徐々に気持ちは落ち着いてきました。

緊急で診断していただいた結果、熱はひいてもただれが酷く、完治するまで2ヶ月弱かかった記憶があります。

治療中もお薬を塗っても背中がじりじりと痛むときは、アロエ果肉にお世話になりました。

お陰様で、今は背中の右側上部にうっすらと跡があるほどの名残しかありません。(よく「日焼けして皮むいた?」と聞かれます)


祖母とお医者様、そしてアロエさまに感謝です。


アロエで一句…


ギザギザの

中に優しさ

詰まってた


それでは、本日はこのあたりで。