お疲れさまです。支靜加です。
7/23は二十四節季で言う「大暑(たいしょ)」でした。暑さがもっとも厳しいといわれる時期です。
大きな暑さ、なんて不思議な表現ですが、わずかに感じる暑さから激しい暑さに変化するまでを「小」暑(しょうしょ)から「大」暑に移り変わらせていく様子は、単純ながらなかなか気付けない表現だと思います。
こんな大暑と呼ばれているにもかかわらずうっすらと曇っている今日、私が研修している施設で毎年恒例といわれている行事を行って参りました。
「蝿取り紙」の設置です。
施設内に蝿取り紙を取り付けるだけなのですが…。
ちなみに「蝿取り紙」とは、このようなものです。
若い世代の方々はご覧になったことあるかしら。
いにしえの害虫捕獲器です。しかし、侮れません。最新鋭の虫除け用芳香剤やコンセントで働くタイプの虫取り機よりも、効果てきめんだそうです。
進化の過程を一周回って戻ってきたような歴史を感じつつ、部屋の隅や戸棚の脇などに次々と設置をして参りました。
そして事件は起きました。
背の高い戸棚の脇に設置をしていたた時、研修先の先輩から戸棚の中にはいっている物品の1つを取ってほしいと、少し離れた場所からお願いされ
私は何も考えず、頼まれた物を取るべく脚立に上がったまま戸棚の端に顔を近づけました。すると
びたっ。
…?
首筋に何か怪しげな感触が。
…気づけば先ほど私が戸棚の上側、隅っこにさりげなく貼り付けた蝿取り紙(図のAの部分)が私の首にぴったりくっついていました。
自分で取り付けた蝿取り紙に引っ掛かるなんて…
蝿取り紙設置後の生け捕り第一号は齋藤 支靜加と相成りました。
虫を捕獲するだけあって、粘着力は驚異的でした。1人では首から離すことができず、先輩に(大笑いされつつ)アルコールを吹き付けてもらいながら、やっと剥離できました。
髪をまとめていなかったら…と、ちょっとぞくりとしました。
ドジです。
それでは、本日はこのあたりで。