昨年2月にカティア・ブニアティシヴィリのグリーグ「ピアノ協奏曲」をアップしてから
1年余りが経った。
ダルジールを覚えてくれている当時の読者は、とうとうアメブロをフェード・アウトしたか、
あるいはこの世を去ったのか、と思ったかもしれない。
実は昨年3月に脳梗塞を発症し、右足右手麻痺、失語症となってもはやこれまでかと
思ったが、その後半年ほど入院し、治療・リハビリに努めた結果、何とかヨチヨチ歩き
だけれども具足を付けて一本杖で歩くことができるようになり退院。要介護3で1週間5日
ヘルパーさんとリハビリスタッフの助けが必要な身となった。
ところがそのあと9月に今度は腎臓がんであることがわかり、全身麻酔で腎臓の半分を
摘出手術。また入院である。
さすがにまいった。
そして、この4月にはさらに頚部動脈硬化の切除手術のために入院。
でもわが身の不運を嘆いても始まらないので前に進んでいくしかない。
ダルジールの現状は以上のとおり。
この1年、闘病を含めて多くの友人たちから様々の励まし、ヘルプをいただいた。
お世話になった方々の存在が支えになって日々を過ごしている。
パソコンは何とか打てるようになったので今回のブログ。
それにしても2月にN響定期でカティア・ブニアティシヴィリのラフマニノフの
「ピアノ協奏曲第2番」の演奏予定があってチケットを取ったのだが、