先日1通の手紙が届いた。
数年前ポルトガルへツアー旅行したときに、ご一緒してとてもお世話になった
島谷さんご夫妻の奥さまからだった。

開けると先ず目に入ったのがハガキ大のメッセージカードだった。
そこには次のように書かれていた。

この度、寿命によりお別れする事となりました。

素晴らしい友人・知人、かけがえのない家族に恵まれ、
一度きりの人生を、実に豊かに過ごすことが出来ました。

私の人生に彩りを添えて下さり、本当に有難うございました。

これから先は宇宙の塵となり、
他の生命の誕生に参加することになるでしょう。

心より感謝を込めて、"さようなら"


ラストメッセージを読んで思わず目頭が熱くなった。
人生はこれからだというのにもうこの世を去ってしまうなんて
信じられなかった。
奥さまと一緒にもっともっと充実した楽しい人生を積み重ねたかったのに
違いないのに。

その下の奥さまの手紙に、少し前に島谷さんが病気で永眠されたことが
書かれていた。

ダルジールも妻を病気で早く亡くしているのでよくわかるのだが、
奥さまのお悲しみを思うと辛い気もちになる。
奥さまにはご主人さまの分まで長生きしていただきたいと思う。

それにしても運命は過酷である。

きょうの曲は、ブラームスの「交響曲第1番<第4楽章>」(カラヤン指揮
ベルリンフィル)を捧げたい。勇気をを与えてくれる曲である。フィナーレの
5分は特にすばらしい。



新年になって1週間に1回くらいアップしなければ思いながら、
あっという間に1週間がたつ。直近のできごとで書くこともないので
11月下旬ころのことを思いだして。

その頃ドイツからMariaが休暇で日本にやってきて何日か案内したのだが、
帰国前日渋谷で夕食をする前に、NHK放送センターのスタジオパークへ。
スタジオパークは01~17まで見学場所があるから、かなり時間がかかる。
彼女はそれぞれ楽しみながら見ていたが、「ネイチャーカメラマン」という
コーナーにやってきた。

ここは
<自然番組撮影の技をバッチリ体験!「ダーウインが来た!」のヒゲじいが
キミの顔がどの動物に似ているか判定!>ということで、
カメラの前に立つと「自分の顔がどの動物に似ているかが分かる、のである。
動物は20~30くらいあったかもしれない。

さっそく彼女はカメラの前に立ったが、判定結果は『モモンガ』、2度目も
『モモンガ』、3度目が『リス』。カメラがどういう基準で判断するのか
わからないが、モモンガもリスも同じリス科でとてもかわいい目をしている
から、「Mariaは目が綺麗だからだよ」と言ってあげる。

一方、ダルジールは2度ともなんと『パンダ』!
太ってもいないしあまり似ていないが、ライオンやタイガーには全然似て
いないから、カメラはダルジールをパンダのようにかわいいと判断したに
違いない(笑)。

きょうのいやしの曲はリピートだが、ダスティ・スプリングフィールドの
不滅のバラード「You don't have to say you love me」。




リス

モモンガ

パンダ

Feliz Ano Novo !
Espero que 2018 seja cheio de felicidade e coisas positivas.

<ポルトガル語で>
新年おめでとう。
2018年が幸せがいっぱいで、物事が前向きな年になりますように。


本当に久しぶりのアップだが、新年なので。ことしはもう少しアップできるかも。
きょうの曲はリピートもいいところだが、「Canto Della Terra」(大地の歌)。
サラ・ブライトマンとアンドレア・ボチェッリのデユオはすばらしい。