ホントにあったいい話(かといって別にウソなんか書きませんがね)
出勤の朝、いつも最寄駅に自転車を停めて行くんですが
正式な駐輪場じゃないために、帰りに自転車と自転車が絡まり合い、倒れ合い、
けっこう自分の自転車を出すのに苦労することがあります。
んで、たまにエイエイひとりで悪戦苦闘しながら自転車にまみれて
ひとりでもみくちゃになっていると、
「この人大変そうだな」と思うんでしょうか(笑)、
よく「手伝いましょうか」と言って、
通りがかりの男の人が助けてくれます。
…申し訳ない気持ちいっぱいで、本当は「あ、大丈夫ですよ」と言いたいところですが、
すぐ手を貸してくださるので、「すみません、ありがとうございます」
と言って、手伝っていただくことになるのです。
手伝ってくださった方々は、無事に私が自転車を出すと、
何事もなかったように去って行きます。
もちろん私は、お礼の言葉をくり返します
今まで何回かそういうことがあるたびに、
「世の中捨てたもんじゃないんだな」「親切な人っているもんだな」
と思っては、なんだかうれしい気持ちになります。
昨日も、そういって手伝ってくれた若い男の人がいたので
ちょっと心が温まりました。
単純なヤツ!
そう、人間って複雑なようでいて、
案外単純なものです。
一瞬の人の温かさによろこび、
一瞬の人の冷たさに心は荒む。一瞬のことでも、一日中根に持つことだってあります。
それはそうとして、
自分が人にどれだけ親切をしてあげられてるのか、
考えさせられますな。