ある心無い批判家と若き作家の死について | 画家の雑記帳

ある心無い批判家と若き作家の死について

 

FBFのある若い画家・イラストレーターが
突然亡くなった。とても才能があると思い、
よくそのタイムラインを見てもいたので、
直接の交流はなかったとはいえ、とても
残念だ。。詳しいことはわからない、
あまりに突然すぎる死に、彼女のタイム
ラインには、その親しい人からのポストが
数件あって、それで知った。。複数、
残念とお悔やみや続いてるが、でももし
病気とかならそうしたことが触れらてると
思うがそれはまったく書かれていない。。
ともあれ、詳細はわからないまま、憶測に
すぎないが、まだ数日前の4月末、彼女の
記事に「Twitter上での作品への誹謗中傷を
受けてから絵が描けなくなってしまいました。
描くとその彼女のことを思い出してしまい怖く
なってしまう。これからどう復帰していったら
いいのかなあと悩んでいます。」とあった。。
よほど傷つき、力を失っていたはずだ。。
そして5月4日の直前の記事には、
「例の誹謗中傷のアカウントが凍結されました。
Twitter社に通報してくださった方もいらっしゃる
と思うので大変感謝です。もちろん気にしなければ、
Twitterから離れればというご意見もありがたいの
ですが、Twitterでしか連絡つかない人もいますし、
Twitterから展示会やグッズに興味を持ってくださ
る方もたくさんいらっしゃいます。韓国の芸能界
では誹謗中傷が激しく自ら命を絶つ人が後を
絶たないです。人間は弱い。けれど本当に悪いの
は悪意を持った人間です。今回Twitter社が正し
い判断をしてくれてよかったです。」と書かれ
ていた。
ツイッターがすぐアカウント凍結するほどだから、
よほど激しい、傷つくような文言が書かれていた
ことは想像にかたくない。。
実際の死因は、直接交流あった人でないから
わからないけれど、いずれにせよ、彼女の心に、
かなり大きなダメージを与えたはずだ。。
死因はどうあれ、ネット、このSNSの世界は、
作家に対する素人評論家や関係者、もしくは
まったくみず知らずな人間が、顔をみえない
ことをいいことに、自分の感覚だけで、作品を
突然けなしたり、頼んでもいないのに、たとえば
勝手にデッサンが狂ってるとか、時には何かに
似てるとか(著作侵害とかそういうのはのぞく
けど)、ともかく、あれこれくだらんことを
好き勝手に言ってくる野暮で粗悪な連中も時に
いて、そうしたケースを幾度かみてきた。。
特に若い世代は、取り巻く環境もまだ未熟な
若い同世代も多いし、また若いだけに、さらには
調子こいた老害なおっさんが偉そうを言ってる
ケースもなんども見かけたことある。。とくに
か弱そうな若い女性には。。。嘆かわしいし、
卑怯だよね。作品のことなんて、そうそうわかり
もしないのに、いい気になって、優越感を得たいのか、
それとも逆に嫉妬心などに苛まれてるのか、どす汚い
感情とともに、あ〜だこ〜だと言ってくる連中、
言いたがる種族はほんとにクソだと思う。
暗い話題で申し訳ないが、若い作家が自己の作品の
宣伝やアピールに頑張ってあげてる公の記事で、
あれこれ勝手に(頼まれていないのに)ののしったり
けなしてる人間は、ほんと排除したいし、人間界の
害虫のようにしか思えない。。。
もう少し、ネット社会も成熟してほしいものだ・・
日本はとくにその初期から2ちゃんだのなんだの、、
なんだか暗くてギスギス殺伐としてる面も多いわ
けだが。。
(あくまで僕はそんなふうに思うということだけど。)

  〜追記〜


(追記)ついさきほど、お母様がこのたびご報告を
かねた文を
載せられていました。
やはり自ら命を絶ったようです。。

お苦しみいかばかりか、はかりしれません。。
ほんとうに悲しい結末ですね。。
この世界は、平気で人を傷つける攻撃的な人間も
残念ながら多く。。
武器だけでなく、言葉も十分、人を死に追いやる武器
であるのに。。