(ファンタジックアート展に寄せて) | 画家の雑記帳

(ファンタジックアート展に寄せて)


(昨日、土曜の夜)ぜ~んぶ展示しおわって、全体を眺めたとき、
ある種の感動を覚えた。ファンタジックと、ひと言でくくっても、
一人一人の作家にはそれぞれの画風やスタイルがあるのだけど、
言うなれば、まるでそれぞれ違う楽器がそれぞれの音を奏でながら、
まるで一つの交響曲になってるような、そんな感動だった。
今回の企画展は、主催者の私が、ある種の基準で選ばせていただき、
それぞれ他の15名の方にオファーして、そして全員、
参加表明してくれ実現する運びとなりました。
こういう言い方すると、ちょっと語弊があるかもしれないのだけど、
たんに一つの箱を借り、作家仲間16人で会場費を
割るといったグループ展でなく、そうでないからこそ、
全体としての不思議なほどのパワーももった、
そして気持ちいいほどの調和感のある、そんな展示空間になったと、
そう自負しています。
それから、その「ある種の基準」ってなんだというと、
もちろん、第一義に、ファンタジックということが
大前提ではあるのだけど、それではおおざっぱすぎるので、
もっと詳しくいうと、一人一人、ただただ心の中の好きな世界を、
流行とか時代に関係なく、追求している作家さんと
(そう僕が勝手に)思ってる人たちに声を掛けました。。
なので、これもちょっと語弊があるかもしれないけど、
誰一人、村上隆さん風もいなければ奈良美智さん風もいません(笑)。
そしてまた、思いきりコンテンポラリーでもなければ、
べつに思いきりトラディショナルというわけでもなく、
普通に現代に生きる作家の絵なのだけど、どこかノスタルジーもあり、
それぞれにおける空想世界やこだわりがあり・・といった作家さん
およびその作品たちなのである。。
そもそも空想画は遠い昔から現代にいたるまで、
いつの時代もあったけど、だからこそ、ふっと誰の心にも気構えず
入っていけるようなそんな普遍性もあるのかなとも思ってます。
なので、難しいコンセプチャルとか芸術至上主義でもなく
(それが悪いという意味ではぜんぜんなく)、
べつだん強い主義主張はないのだけれども、ただそれぞれの
「個」の中の「好きな世界」をひたすら追求してる作家さん達の
<心の詩>が、調和しあい響きあった展示になったと僕は思っています。
ほんとは、もっと画廊がひろければ、まだまだ声を掛けたい人達
いろいろいたのだけど、さすがにそれは1回では無理なので
(今回で2度目だけど^^)、3回4回5回とこれからも
ずっと続けていきたい展示会、
それがこのファンタジックアート展です。。
ぜひ、この機会・・・という型通りの言葉でなく、、
もう、ほんとちょっとでも時間があったら見に来て~~と、
そう叫びたい展示会なのであります(笑)。
ながながすみません。
つい熱い想いをまた晒(さら)してしまいました^^;