(絵画の基礎知識1)絵の具のはなし。 | 画家の雑記帳

(絵画の基礎知識1)絵の具のはなし。


絵画基礎知識。油絵って、美術館などで数百年前の
古典名画もたくさんありますが、きちんとした製法というか、
あと保存や修復も可能なので400年とか500年とか
持つこともあるので、そういう価値観から、
たとえば同じ絵ならアクリルと油絵なら油絵のほうが、
一般的に高価とされてます。でも、その油絵でも、
わずか半年とか短い期間でひび割れとかして
しまってるものとかもあります
(それをあえて作家が、意図して作ってる場合は別ですが。。)
たとえば、白でもジンクホワイトを表面に使わず、
下の層でたくさん使うと、そういうことが起こりやすくなります。
他にも、混色制限のある絵の具も多いので、
それを無視しての描法してると、何ヶ月で科学反応によって
表面がボロボロとかありえます。。。なので、基本、
アクリルと油絵の具どちらがいいとかという画材そのものより、
作家がどんなか描き方してるかというほうが、
ぜんぜん大事だったりします。
あと、アクリルと油彩のミクストでも、
アクリルで完全に乾いてる上から油彩をするのはいいけど、
油彩のほうがが下の場合、油彩面が表面乾燥してても
完全に中までは乾いてない場合もあり、
その上からアクリルすると、内部収縮とかで、
あとからひずみがでてくるとか、そういうこともありえます。
他にも、いろいろありますが、単純に支持体や画材そのもので
アクリルにキャンバスだから何年もつとか、
油彩だからとかそういうことではなく、
作家がそれをどう使用しているかということのほうが
問題だったりする場合が多いです。。