幻の美術書、熟読中。。 | 画家の雑記帳

幻の美術書、熟読中。。


まずは、本の表紙を。。

$画家の雑記帳

この本「ルノアールからピカソ」は、
1957に1刷だけで終わった翻訳本で・・
その時はあまり売れなかったのか、
その後、増刷されることなかったようだ。

著者のミッシェル・ジョルジュは
フランスの作家で美術評論家である。

といっても、とくに美術評論でも
小説といった制裁でもなく・・、
評論家として名を知られる若い頃から
当時活躍していた画家とバンバン会い、
その時の模様が画家ごとに描かれている。

当時は、現代とちがって、勝手に画家の家に出向いたりし、
「はじめまして」って感じで、家に入れてもらい、
話しもできたようで、、かなり羨ましい時代だ。。

で、様々な画家との、会話や画家たちとの
交流エピゾードが随所に書かれているんだけど、
出てくる人物が・・はんぱなく、
ドガ・ロートレック・モネ・ルノアール・
マチス・ルオー・ヴラマンク・ロベールドローネ・
デュフイ・マリーロランサン・ルソー・
ピカソ・ブラック・レジェ・シャガール・キリコ・
ダリ・モジリアニ・フジタ・マンレイ・ビュッフェ・
ユトリロ・ロダンなどなど
名だたる芸術家達が登場してくてくる。。

しかもその当時つるんでた人達がみんな
世界の巨匠へとなってゆくのだから
すごいもんだ。。そしてその当時のエピソード満載。。

それぞれの画家の作品なり、どんな人生だったかは、
ある程度、ウィッキペデアに載ってるような内容を
これまでに知っているが、、当時の生の会話などで
すごくそれぞれの画家のキャラクターや考え方、
知らなかった一面、そしてそれぞれの画家同士の
人間関係なども知れ、、じつに興味深い。。

360ページにおよぶ画家とのエピソード&会話集
のような作りなのだけど、一気に読むのはもったいなく、
いつも制作の終わった明け方に、、数ページごと
寝る前に少しずつ読んでいる。。。

         ♢

残念なのは、、こんなこと言ったら悪いけど、
翻訳家の訳し方がイマイチで、、
ちょっと読みづらい箇所が多い。。
たまにおかしな美術用語の訳し方もあるけど、
頭の中で変換して読んでいる。。
まぁ、内容がいいので、気にしない。。

以上、隠れた名著の紹介でした♪
(古書で見つけたら、おススメです)