制作記「<ハートの王女>」パート2 | 画家の雑記帳

制作記「<ハートの王女>」パート2

前回にひきつづき・・
ハートの王女(F8/油彩)の制作記を
紹介いたします。
前回は顔だけでしたが、
まず、髪の毛部分や風景のバックを。。

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一回目は、肌色に近い空の色ですが、
最終的には、金色(こんじき)のような色合いにしようと
思います。。ちなみに、ゴールドの油絵の具って
非常に使いづらく、絵の具自体の粘着性も伸びも悪いため、
全体に近い色を下塗りして、
乾いてから、重ねていく予定です。。

続いて、その下の山を着色。

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さて、山などに陰影を付けたい場合、
たとえば、あるグリーンを
下側は濃く、中腹は中間色、山頂部は薄く
とグラデーションのように塗りたい場合、
まずアバウトに下はそのままの緑を使い、
中間あたりは少し白を足したものを、
上は、ほとんど白のみの色づけし、
それぞれの境目あたりを色の付いてない筆で
軽くなでるように伸ばしていくと、
うまく混じり合っていきながら調整できます。。
(多少、練習は必要かな・・)
※コツ。筆圧をくわえないほどの軽い力加減で。
鼻の息をとめて(笑)、均一に描いてく感じ。

ちなみに、薄塗りの際、私がいま使ってる
油絵の具用のオイルはクサカベ社の「クイックドライ」
というもの。
通常、油絵の具は描く時期や色にもよりますが
表面乾燥まで5日~一週間ほどかかります。。
クイックドライ(乾燥促進剤入り油)なら
2~3日で早乾きするので、作業しやすいです。
もちろん、油絵の具をどってりと塗っていく場合は
乾燥用のオイルは、ひび割れの原因になりやすいので
おすすめではないのですが、薄くぬって
乾いていくたびに重ねていく分には特に問題ないです。。
ただし、ジンクホワイトを下に使うと
ヒビになりやすいので、、白を使う場合、違う白を
使いましょう。。ジンクは基本、最終上塗りに適し
ております。。

続いて・・・大地の部分と、上半身の服に
彩色を施しました。。。

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ここでも、紫の袖や大地の色など
上記と同じ要領で。。。
ちなみに、完全にエアーブラシのような
グラデーションにしたい場合は
専用のファンブラシという筆と
グレージングバニスという専用油を使うと
綺麗にしあがります。。
もしくはエアーブラシのセットを購入しちゃうとか^^。
(とっても手入れが大変で、一回一回洗浄しないと
 すぐ中が詰まって使えなくなります。。)
※ちなみにラッセンみたいな絵を描きたい場合は
筆でやろうとすると超大変で技巧がかなり必要なので、
エアーブラシ練習したほうが早いです^^

(余談)
・・・とここまで書いて、なんかシステム障害か
記事制作画面が消えちゃいました。。萎えました(苦笑)
でも、なんとか復元できたのですが、、なぜか
プレビュー画面のみ復帰(こんな現象はじめて)。
とりあえず、そこから文章コピーできたので
事なきをえました^^。

           ♢

それから、アクリル絵の具のように
描いてる間に乾いてゆくような絵の具なら
どこから描いても別段いいんですけど
油彩は(乾燥油使っても)それなりに乾くのに
時間がかかるので、これまでの図解のように
中央から外側に向かって描いていくような
描き方のほうが効率よく描きやすいです。。

           ♢


というわけで、、制作記はここまで。。。
水曜の早朝からカナダへ発ちますので
続編は帰国後になるかもしれません。。
(よろしくです^^;)



ではでは、また~♪

※技法的な見解は、あくまで私個人の感想と
主観です^^;