アートが広がらないひとつ大きな理由
絵を長年、描き続け、しかも画廊もしているくらいだから
当たり前のことだけど、絵が好きだ。
たまに、人の展覧会に行って、個人的に気に入る作品も
もちろんある。
しかし、気に入ったからって、絵を個人的に購入することは、
それはそのまま「部屋に飾る」ということに繋がる。。
(飾りもしないのに購入する人はそうそういないと思う。)
そしてこれが自分でさえ、やはりネックになることが多い。。
そう、飾る場所が・・・。という問題。。
(僕の場合は、特に自分の絵が部屋に多すぎるのだけど/笑)
また絵は、別に自分で描かなくても、好きだという人の
その人口はかなりあると思う。
別に買う買わないを別にしても、
わざわざ、私は絵が嫌いだ、という人など、
それもそうそういないはず。。
潜在的にも、もっとアートが広がってもいいはず
なのだけど・・・
でも、日本の住環境がそれを邪魔している。。
特に首都圏だと、2~3DKが大半で
しかも賃貸だったりすると、そんなにあちこちに
壁に穴を開けれるわけでもなく・・・
飾れるスペースだってそんなにもないはず。。。
絵が好きな人でも、2~3回もそれなりのサイズの
絵を買ったら、もうお金があっても絵は買えないという人が
それなりにけっこういるはず。
これが、なかなかアートが広がらない
大きな一要素なんだろうな、、と思う。。。
自分ですら、部屋の広さの問題で躊躇しちゃうもの。。。
もっと飾れる場所があればなぁ・・・。
これが欧米のように、やたら天井が高かったり
部屋が広かったりすると、、、
気に入った絵があった時、懐具合さえ問題なければ
ポンとかっちゃうだろうな、、ということは増えるはず。。
日本、特に都市は、昔から「マッチボックス」と揶揄されるほど
海外に比べかなり狭いものだから、、、そういう点で、
飾る場所もないのに、買う人はそうそういないのだろうな。。。
これが、投資目的とか、そういうのだったら、
押し入れにでもなんでも、そのまま保管なのだろうけど。。
もっとも、絵画を投資目的で買い続けてるような人は
たいていご立派なお宅をお持ちで
飾るスペースもじゅうぶんあると思うけど。。。^^
その他、不景気や美術市場全般のことなど
アートがひろがりずらい理由は他にも
もちろんいろいろあるだろうけど、
住環境は、とくにいなめないとことだと思うのである。。
先般、手のひらサイズのアート展で、かなり多くの作品が
ご売約の嵐だったけど、、それが象徴していると思う。。
もちろん、小さいだけに値段もお手頃ではあったけど、
絵って、たとえ2~3千円でも、気に入らなかったら
たいていというか、まず買わないものですもの。。
服ならまだ、たまに着ることもあるかな~と
ついつい衝動買いすることがあるけど。。
やはり、気に入ったものがあって、飾れるという環境
が整っていれば、絵はより購入されやすいのである。。。
♢
(補足/ここからは作家さんへ^^)
まぁ、そんなわけで、、日本の中で、作家活動するというのは
かなり厳しいものがあるわけだけど、、、
(文化だけは成熟してるから、アートしてる人の人口は
ものすごくあって、競争率も高いけど^^・・・)
でもそのうえで、好きでこころざした我が道なので
作家の皆さんにおかれても、あまり思うように売れない時でも
一喜一憂しないで頑張ってくださいね♪
まずは、多くの人達に見てもらってナンボのもと思います。。
そして、それを通じて、ブログでもなんでも
より交流も広がってると思います。。
そこから得る喜びも多いと思います。。。。
そして・・・、気持ちの上では
「部屋のもの処分してでも、この絵を買って部屋に飾りたい!」
と見てくれる人に思わせるような作品を^^、
ともども描いて行きましょう♪