書籍からの抜粋集(3)特別編・ジャンヌダルク | 画家の雑記帳

書籍からの抜粋集(3)特別編・ジャンヌダルク


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(Photo by Kiyoshi Ohara)

まず、、ジャンヌ・ダルクの生涯から。。

フランス救国の少女ジャンヌダルク。
(1412~1431)

当時、フランスとイギリスは100年にも
わたる長き戦争をしていた。。
このため国土は疲弊し、盗賊が横行し、
民衆は苦悩のどん底にあった。

とくに1427年イギリス軍が
フランスのオルレアン市を攻撃するにおよび、
市民はもちろんのこと、
フランスの全国民は国家の将来をかけて
立ち上がった。。

その端緒を開いたのが、一人の少女
ジャンヌ・ダルクの決起であった。

信仰あつく健気な一少女が兵士の先頭に
たって、祖国救済のために戦う姿をみて
フランス国民は彼女を神の使者のごとく
見なした。。

そして、オルレアンからイギリス軍を
撃退したジャンヌダルクは
シャルル七世をフランス国王とする
戴冠式を行った。

が、しかし、こののち、
王の側近の陰謀によって、パリ奪還のための
攻撃に失敗したジャンヌダルクはイギリス軍に
捕らえられ、宗教裁判にかけられることに
なる。

その経過は「ジャンヌ・ダルク処刑訴訟記録」
として残されている。

この裁判で、神のお告げを聞いたというのが
悪魔の声を聞いたのだとされ、
イギリス軍によって火刑にされる。。
19歳のときである。

しかし、1456年には前判決が否定され
1910年にはカトリック教会により
「聖者」とされた。

・・・とこれがおおまかなダイジェストである。。

一国の危機にあって、一人の少女の情熱と行動が
全国民を鼓舞したことは、まさに歴史に残るべき
事実であるといえる。。

ちなみに・・
『ジャンヌ・ダルク復権裁判』
(レジーヌ ペルヌー 著/高山 一彦 訳)によると

「全知全能の神がフランスを救ってくださるなら、
 兵士達はいらないだろう」
と言われたとき、

ジャンヌは、
「神にかけて申します。兵士が戦うからこそ、
 神は勝利を与え給うのです」
 と答えた。。

ここで、神の是非はともかく、
もし、そうした目には見えない力が
あるとしても・・、
人類が悪と戦うからこそ、
世界は、より理想郷へと
近づいてゆける。。

努力も信念も行動もないところに
神なる力もそれは与えられることはない。。。
すべてにおいて、単なる他力本願では
いけない。。。

たとえば合格祈願だけしても、
真面目に受験勉強しなければ
合格はしないのである(笑)。

最後にもうひとつ、、ジャンヌの名言を・・。

「行動することです。そうすれば神も行動されます。」


ペタしてね

なんだか今回は
講義のようになってしまった。。

(オマケ)
$画家の雑記帳
(愛蔵書紹介)こちらはジュール・ミシュレ版の
「ジャンヌ・ダルク」(中央公倫社)
※表紙の絵は15世紀のジャンヌダルクの肖像画。

ではまた~♪