続けること。頑張るということ。に想う。
日曜日・・、少しの時間だけど
日仏現代国際作家協会(サロンブラン)
のパーティに行って来た。
会長の白尾勇次先生、おん年84歳。。
けれども、、とってもお元気。
若い頃は世界各国で
個展や合同展をされてきた方。。
長年、芸術の世界に身を置いて来た人は
ほんとにパワフルな人が多いものだ。
冒頭の挨拶でも、、、そしてその後、
少しお話しさせて頂いた時でも
ただただ「続けること」の大切さを
一生懸命に語られていて胸打たれた。。。
それは、ずっと、自分でも思ってきたこと。。
絵に限らず、目指してるものに
「頑張り続ける」ということ。。。
もちろん、頑張るも頑張らないも
ご本人様の自由だけど、、
そのうえで・・・言えば、
誰でも、調子のいい時や
状況に恵まれてる時は
誰だって、頑張れるもの。
大切なのは、、大変な時に
どう頑張れるか・・ということ。。
そして続けていけるかということ。。
人間だもの。。凹む時もあれば
やってもろくに評価の得られない時もある。
また、生活環境の厳しい時期だってある。。
どうしても状況的に
時間が許さない時だってある。。
でも、その中で、、
どれだけ出来るか・・
やれる限りのことをし通せるか・・
そういう時にこそ、
やれる人とやれない人とでは、、
大きな差が出ても
それは当然なのかもしれない。。
挑む人。。挑まない人。。
その違いは大きい。。そう思う。
このアートの世界でも、、
ただ部屋で描いてるだけならまだしも
その活動の幅を広げると、、
いろんな状況に出くわしてしまう。。。
公募展でも合同展でもそう。。
そこには競争原理が働くもの。。
以前にも少し書いたことなのだけど
たとえばデザインフェスタやGAISAIなど、
そうしたイベントに出展するとする。。
となりのブースはとても賑わって・・
作品もポンポン売れ、、
なのに自分のブースはみんな素通りばかり。。
一日でポストカード一枚が売れただけ。。
自分がやってきたのは
いったいなんだったのだろうと・・
がっくりくるかもしれない。。
まさにこうしたエピソードを過去に
記事で読んだこともあった。。
作品である以上、、そこには
「観る人」という対鏡があるもの。。
部屋でただ描き続けるだけでなく、
どこかに出すということは、そういうこと。。
公募展でも、、落選することもあれば
知り合いの同じ画家仲間は入選のうえに
さらに入賞ということもあるかもしれない。。
その世界には、いつも歓びの種子もあれば、
凹ませてくれる種子もたくさんあるのだ。。
あらかじめわかっていること、
でも、自らそれを選んで、
ただ描いてるだけでなくして、
そうした場所に、自ら身を置いたのだから
どんな結果であろうと覚悟しておかないとね。。
結局、覚悟の人は強いし、
覚悟のない人は弱い。。。それに尽きる気もする。
僕は作家活動もし、画廊もしてるから
年間通して、いろんな話しも聞くし、
相談も質問もされる。。
いろんな団体のいろんな話しも
聞く事がたくさんある。。その中で・・
なかには、そうしたところに身を置きながら
愚痴っぽいことを、いろいろ言う人もいる。。
でも、そんなんだったら、
やんなきゃいいじゃんと思うし、
そう感じた時点で、グジグジと湿っぽい空気を
放ってないで、さっさと身を引けばいいのだ、
と時に、きついようだけれども、、
個人的にはそんな風によく思う。。
そして、いろんな人をみてきて・・・
やっぱり偉いな~と感じる人は
「安定力」がある。。
「たゆまず」という力がある。。
きっとその人にも、、人生の時間の中で
家庭の問題や人間関係やその他もろもろ、
精神的にタイトな時はぜったいあるはずなのに。。
僕の、最初に絵を教えてくれた先生は
多摩美時代から今日に至るまで
ひたすら絵を描き続けてこられている。。
現在も、僕より一回り年上だか、、
朝早くから夜まで、、介護タクシーの仕事を
されながら、、それでもほぼ1年間のうち
ほぼ毎晩、帰宅後、ひたすら描き続けてこられる。。
人付き合いのあった夜も。。少し飲んだ日も。。
何年もの間、そうしたお姿を見てきたけど、、
ほんとうにすごい。。世の中には、
毎日テレビを観るのが当たり前の人のように・・
毎日絵を描くのが当たり前という人がいるんだな。。。
もうそういうレベルで何十年も貫き続けれた人なんて、、
売れようが売れまいが、、有名だろうが無名だろうが
とにかく敵わない・・という畏敬の念を
僕は抱いてしまう。。本物なんだなと思う。。
もう10年もおつきあいさせてもらってるけど
ほんと湿っぽいことひと言も聞いたことがない。。
いつも会うとほがらかで、、優しくて、、、そして
いつも絵に対する情熱と謙虚さがあって・・・。
お知り合いになった当初だけアトリエに通わせて
もらったけど、、今でも、、そして永遠に
我が師匠だな。。。そう思う。。
そして、本当の意味で頑張る人とか・・、
いや当の本人は、べつに
頑張ってるという感覚もないのかもしれない。。
好きで目指したこと、やって当たり前。。
しかも身を置いてるのは芸術の世界。。。
どんなに進んでもゴールはなく、、
ひたすら歩き続ける・・といった
そんな覚悟が胸中に厳然とあるんだろうな。。。
先生と思う人達を見て、思うことはいつもそう。。
満田先生も・・白尾先生も・・梵先生も・・
みんな快活で現役で・・・いつも笑顔を忘れない。。
素晴らしい人生の先輩たちに出会えて幸せに思う。。
僕もまた、そうありたい。。
この人達に・・続いていきたい。。そう思う。。

(オマケ)
昨晩、、少しひさびさに・・岡本太郎さんの本を
眠るまえに数ページだけ読んだ。。
18から何度も読んでるけど。。
飛び込んできた文章は・・・
「芸術というのはそのように、ひたすら貫くことに
よって己をみたし、そしてついには自然に、
明朗にあふれ出るものだと思っている。
多くの人が悔い、迷い、疑い、自他を批判し、
干渉し、混乱し、そしてすべてを見失っている。
己を疑い、疑いきれないから他を疑う。
また人を疑いきれないで己を疑う。そんな堂々めぐりが
インテリジェンスであり、誠意であるかのような錯覚、
それはまた「芸術家」のポーズでさえある」
(今日をひらく~太陽との対話~)
晴れの日も曇りの日も雨の日も
いつも昇り続ける太陽のようでありたいものだ。。。
雨を嘆いたからって、雨はやんでくれないのだ。。