絵って、何の為に描くの? | 画家の雑記帳

絵って、何の為に描くの?


これから書くことは
いまやってる絵画展とは
まったく関係のない話で、
一般論です。。
いえ、個人的に普段から
たまに感じてきたことを
記事にします。。

ちょうどいま、作家さんたちも
たくさん読みに来て頂いているので・・

多くの作家さんたちとの
これまで交流の中で
折りにふれて、時に感じてきたこと・・
を吐露してみようかなと思います。。

それは・・
たまに思うことある絵画制作や
作品発表活動における雑感いろいろ・・。。
なにより・・なんのために「絵を描く」のかな~。
ということ、とか。。

たとえばなんですけど、
よくブログで、詩を書いてる人多いけど
(僕もです^^)
あれだって好きだから、書いてると思うんだよね。。
嫌で嫌で仕方なく詩を書く人なんて
いない気がする。
もし暗~い詩を書いていたって、
それだって、書かずにおられないから
書くと思うんだよね。。
心の発露として。。。

カラオケだってそう。。
歌が嫌いで仕方ないのに・・
つきあいならまだしも、
自ら進んで歌いにいく人なんていないと思う。。

絵だってそうだと思うんだよね。。
誰に命令されるわけでもなく
自分が好きではじめたことのはず。。

でも、、画廊経験2年間を振り返っても・・・、
少しは・・制作をやめちゃう人とか、
それらを発表してたブログやHP
も閉じちゃって、その後、
まったく音信不通の人とか少しはいる。。。
絵画を専念するためにやめるのなら
それはいいけど。。

まぁやるやらないもまた自由なことなのだけど、

たいてい、、、いろいろ活動して
多少目立ってくると、やはり多少は
いろいろ言われるようになって・・
で、、非難とか中傷に負けて・・・
それまでの勢いとかなくなってしまったり、
描く気力までなくなってしまう人、、
どうしても何人かこれまでいて・・
その都度、寂しい思いを感じたりしてきてます。。
僕はギャラリーもしてるんで、
交流する作家さんは普通の作家さんより
かなり多いから、それなりに
そういう状況とか、それに近い感じのこと、
けっこう見てきているんですよね。。。

でも、人の作品にあれこれ言う人も言う人だけど、
本人にも、いちいちそういう
毀誉褒貶のハ風に冒される人は・・
いったい何のために描いているのかな~と
思っちゃう。。

本来、自己表現のために描いて・・
そのうえで、、気に入ってくれる人がいれば
売ったりとかする世界だけど、
それはあくまで二義的な問題。。。
作品の評価で少々とかやく言われると、、、
(誰でも言われるのは嫌だけど、、、)
それで気持ち萎えてるようじゃ。。。と思う。。

まぁ、そうしたことで、ある作家さんが
「絵をやめようがどうしようが
 絵を描く人なんて腐る程いて
 次から次と出て来るから
 誰も困らないよ。
やめたきゃやめちゃえ」なんて調子で
言ってた人がいたけど、
でも、僕もその通りだと思うな。。。

だいたい、侮蔑や非難など
言うほうなんて、いくらでも
言おうと思えば言えるものだし、
口のたつ人なんて世の中いくらでもいるもの。
そんなの気にしてどうすんの・・と思う。

たとえばよく批評家さんが言われるパターンに
「作風」のことなんてありがちなテーマで・・、

「あなたはあれやこれやいろんなの描いてるけど、
 まったく作風安定しないね、自己が確立して
 ないから、画風も確立してないんですよ」
とか、たとえばですけど・・・
そんな調子で言うような人がいるわけです。たぶん。
でも、いいじゃないですか、安定しなくたって。。
余計なお世話です(笑)。
同じスタイルでひたすら安定してる人は
それはそれでいいけど、
いろいろ描ける人はいろいろ描ける人で
ぜんぜん「アリ」なんですよ。。
(とワシは思う。)
ピカソだって、コロコロ作風変わっていったし
同時期に多数の作風描いてた頃あったし。。
巨匠でもそうです。。
最近読んだ、村上隆さんの本の中でも、
「何でも描けないとだめだ」とかそういうこと
おっしゃってた。。とても共感^^。

それに、さっきとは逆に
同じ作風をひたすら貫いてる作家さんに対して、
「自己模倣」だの「ワンパターン」
だの「進歩がみられない」など
そういうこと言ってくる人だっているわけです、
もう、気にしてちゃ、キリがないですよ(笑)。

とにかく、そうした考え方は
いろいろあるものだけど・・
自分が好きでやってること、
人にいろいろ言われて、
いちいち右や左や上や下やって
心がアップアップしないってこと
大事だと思うんだよね。。
画風より何より、技術より何より
まず自分が富士山のように
どっしり動じない自分になんないと、
人に感動や喜びなんて
そうそう与えられないと思います。。。
そういう意味では
自分自身に徹しきれないで
そもそもアートや表現の世界なんて
居れたもんじゃないです。。

まぁともあれ、こういう世界のことは
何を言われても続けるとか
嫌になったから、休むとか・・止めるとか・・
それはそれで、そんなのもちろんその人の自由で、
別に構わないとは思うのだけど・・・

ただそういう時に・・いろんな話しを
そうした渦中の人から聞くと・・
なんだか残念な場合が多いというか、、
なにか、、ちょっと嫌だなと思うことも多い。。

なんというか・・
ひと言でいえば「謙虚な傲慢」
とでもいえば言い過ぎだろうか。。

それは・・いろいろ気にしちゃって
なんか落ち込むのはいいけど・・

でも本質的には
批判する人が悪いわけでも
なにか気にするキツい事言った人が原因でも
ないと思うんですよ。。
それで気にしてやめるくらいなら
最初からやんなきゃいいくらい。。
きついようだけど。。
仮にそういう人がいても・・
何かでいい結果が残せなくても・・
それまでの自分の個展に大変な中
足を運んでくれた人とか
たくさんいるわけじゃないですか。。
そういう人達に
申し訳ないと思わないのかな。。。
(けっこうそういう人でも
 こころ折れた人、みてきてます。。)

たとえ一人めちゃくちゃ傷つくこと言う人が
いたって、何十人も自分の個展に来てくれた人
やブログなどでも一生懸命応援してくれた人
とかいるわけでしょ。。
それなのに、たった、一人二人のそういうほうに
あなたは左右されちゃんかい、って思うわけです。。
(なぜか大阪弁・・^^;)
さらには、私なんか・・・と卑下したり、
自分には売れる絵が描けないとか・・、
一般ウケは臨めないとか・・、
なんか、そういう理由までつけて・・
結局は自分が可愛いだけ・・
謙虚な傲慢、だと思ってしまうのです。。。

なんだか、もういちいちいちいち
そんな細かいことばかりにとらわれて
そして自分で自分の心を窮屈にして、、、
そんなんで・・
いったい「なんのために」
今まで描いていたの~、、、って
言いたくなっちゃう。。。

絵を描くって、そういうことじゃ
ないんじゃないの~。。

って・・・、超・個人的見解&感想で
そう思っちゃうわけです。。。


ペタしてね

僕と違って、
ある種、ものづくりされてる
いろんな作家さんの中には、
ほんとものすごく繊細な人が
とっても多いので、
こんなことを書いていいのか~と思うが、、
今日は・・たんに画廊としてのブログではなく、
画廊や画家もしている一個人としての感覚で、
個人的な想いの記事を書いてみました。。。

ながながと失礼しました。。