公募展で感じたこと。〜評価〜 | 画家の雑記帳

公募展で感じたこと。〜評価〜


たとえば・・ある作家さんが
身内からダメ出し受けて・・
もう描けない・・
みたいな心境を漏らされてるのも
聞いた。。
他にも、その種のことは
いろいろ見聞きした。。。

う~ん、、どうなんだろう。。
やはり作品に賭ける想いや
意気込みが強く深いと、、
逆の反応は辛いものがあるかもしれない。。

作品って、ある意味、
自分の子供だったり・・分身だったりするから
それをダメ出しされると
やはり、、自分自身が否定されたような
そんな気持ちになるのかもしれない。。
自己表現の世界だしね。。

僕は、今回、ぼんしゅこうさんの審査が
終わったあと、自分の作品の前に
ぼんさんに来てもらい、ひとつ
お願いをした。。
「すみません、申し訳ないですが、、
思いつく限り・・ダメ出ししてください」。

すると・・「え、君を目の前に、、
ダメ出しするの??そんなのいいよ(笑)」
とぼんさん。

「いえ、何を言われても、大丈夫です。
あの、尊敬してますので、、何を言われても
気を悪くしたりしません。つきあいもない人や
大したこともしてない人から、とやかく好き勝手
言われるとムカつきますが・・^^;。
なので、、どうぞ、お願いします」とさらに言った。。

というわけで、、
おもいっきり、、いろいろダメ出しされました(笑)

気持ちよかった。。
もしかして、、奥底は、、Mなのかもしれない。。
けっこう、よく知る人達からは
「微笑みのドS」みたく言われることあるけど^^;

また、つき合いのある作家さん、
仕事上の話しで、電話で話していると・・
今回の公募で少し落ち込まれるようだった。。
でも、その人、、これまでの作品は、
絶賛されるものがいくつもあった。。
そして今回の公募出品のものは
かなりチャレンジャーだった。。

僕は言った。。
自分はもし、、1位とか何か賞をとったら
どう、すごいっしょ^^って、そんな感じで
やるけど、でも仮に、100人中100位になっても
凹まない自信あるな。。
だって、、何かすごく評価されるものがあっても、
そのスタイルだけにこだわらず、
どんどん自分が創作したいものチャレンジしてる
し。。。これまでの経験で、、コレがかなりウケ
がいい!ってなっても、、ぜんぜん、また違う作品
を作り出したりしてるし。。あなたもまた、、
いつも、いろんなチャレンジを試みてる。。。
つねに新しい可能性を模索して・・。
それは、とても素晴らしいことじゃない。。
それこそ、作家にとって大事なことでは。。と。

他にも、、ある人気のある作家で・・
ずいぶん今回、、チャレンジしてる人がいた。。
多少、その反応に気落ちしてる部分あるかも
しれないけど、、もし、評価のみにこだわるなら
そもそも、、そんな挑戦できなかったはず。。

やっぱり、、アーティストは
実験とか挑戦とか・・そういう気持ち大事だし、
時に厳しい批評を受けても、、それに
一喜一憂しない覚悟や内面の強さは
とても必要だと思う。。

自分がいいと思ったら、、何を酷評されても
続けるべきだし、、
逆に、、素晴らしいと絶賛されても、
自分がやはりダメと思ったら、
違う方向にいく勇気だって大事だし・・。。

そういう意味で
「アーティストとしての魂」って部分・・・
いろいろ考えさせらる。。

ちなみに・・・今回、、審査をする方、
みなさん、面白かった。。

せっかくなので、、もう少し、、
エピソード紹介いたしましょう。。。
ある審査の方は・・、
「あえて、、誰もが選ぶような
いかにもな作品はあえて、、外させて
いただきました。。会社としての立場も
あるので、、私の場合、自分の好みだけでは
選べませんが、他の一部のベテランの方に
比べ・・、まだまだ、これからの人だけど、
いい線いっていて、、今後に期待できる・・
という人を今回、推挙させていただきました」と。。
そんな風に言ってくれた人もいた。。

また、ある方は、、
自分が賞の対象になったのだけど、、
「いえ、さすがに審査する側が
 賞をもらっちゃ、まずいでしょ^^
 辞退します^^。」と。。

このへん・・なんだか、普通の公募展と
ぜんぜんノリが違う^^
有名な公募展のあるとこなんか
会の有力なお偉がたばかり大きな
賞とってるとこもあるし。。
まぁ、それはそれとして。^^;

また、、今回参加してくれた
「生意気」さんは、、
この人はクレージーだなとか、、
そんなノリだったけど・・

他の審査の方でも・・、
「言い方、悪いけど、、
 どうですか、この技量・・といった
 完成系のものは、、正直、
 もう見飽きました。。
 それより、、あえて、、、そこを隠して
 気負わず描けてる人に魅力感じるところが
 多かった。。
 じっさい、本当に上手い人というのは
 キャラクター描いても抽象描いても
 その人のデッサン力とか感じさせる
 ものがある。。空間の取り方や線ひとつ
 にもうならせるものあるし・・。」
みたいなこと言ってました。。

こうして・・・
いろんな人のいろんな意見や感想が聞け、、
とても有意義だった。。


ともあれ、、、審査する人の感覚も
人それぞれ。。見る人も十人十色。。
人気投票でポピュラー性がなくても、
ポピュラー性イコール「普遍」かというと、、
人気の作風も時代によって、、変わりもする。。

結局、、、「自分自身」を信じ、そして貫き
描き続けるしか、「道」は開かれないと思います。。

あくまで、、ある意味・・
自分で主催しながら言うのもなんですが^^;
これはアートイベントであり、、ある種
「お祭り」です。。。

一番大事なのは、、日々の
ジミ~な、、、たんたんと続けていく
制作作業にほかなりません。。。

時に・・山もあり谷もあり
光りもあり雨もあるけど・・・
どんな時でも、、やっぱり「表現したい」
「描かずにいられない」「作りたい」という気持ち・・
そうせずにはいられない・・
これまでも・・、これからもずっと・・
そういう人こそ、、
本当のアーティストとしての「魂」かと、、
僕は思います。。。。



ペタしてね

まぁ、僕の個人的見解です・・・。。