梵寿綱(ぼんじゅこう)先生と・・・第3話
いよいよ、ラストの第3話
いきます。。。

ありとあらゆる場所に
老境へと達した方々への
癒しが散りばめられている。。
撮影はしなかったが、、老人ホームなので
ここにはたくさんのご老人がいる。。
みなさん、一人ももれなく・・
おだやかな顔つきをされていて
それがとても深い印象となった。。
また、、ここで働く方も、
おだやかな感じのよい方ばかり。。。
こうした老人ホームで近年、
よく悲しい事件などもあるが、ここはほんとに
そうした場所とは無縁と感じさせてくれる
深い安らぎに満ちていた。。。。

廊下のガラス絵・・
ここは、そこを歩く老人の方々に
少年や少女だった頃の
楽しかった時間を思いださせてくれるモチーフが
テーマとなっている。。
コマ回しだったり・・鯉のぼりだったり・・。。
たんに芸術性だけを重視しているのではないのだ。。
いろんな過去を背負ってきて
晩年を迎えてこられた人がいる。。
辛い人生でも、、そうした楽しかったひと時
は誰にでもあるはず。。
たとえ親と上手くいかなかった人でも
その小さい頃、魚釣りいったとか凧揚げしたとか・・
そんな思い出はあるはず。。
毎日ここを行き来するなかで、、
ひとつでも多く、、悲しい記憶を
楽しかった記憶へと変換させていってあげたい、、
そして元気でいてもらいたい・・
そのようなことを、、ガラス絵を見ながら
梵先生はおっしゃっていた。。。

ここは、テレビが置いてある
みなさんの休憩室・・その天井。。。
作られた方は漆喰職人の著名な名工で、、
この方に広島まで会いに行って
仕事に誘われたようだ。。
現在、、この天井を作られた方は
ヨーロッパの芸術大学で
その技術を教えられたりされてるとのこと。。。
さて、、いよいよ・・・
屋上部分の・・・壁画制作となる現場へ
案内される。。
驚きました。。あまりに。。
TAKOさんも僕も・・
白い平らな壁面と想像していたのだ。。
だ、、、だが、

思い切りデコボコ面だった^^;
(takoさんの表面ドアップ画像拝借↓)

このように・・
鉄板のような材質の細かい凸凹タイルが
一面に広がっています。。。
これは、、難関。。。
冗談で、、takoさんに、、
「難易度高いほうが、、ますます闘志でるよね~^^」
なんて言っちゃったけど、、、
これはほんと、、、、。。。。しかも周り一面のうえ
片側の壁なんて・・

どひゃ~と上まで伸びています^^;
梵先生の説明を伺いながら、、
途中、僕も、、、どうするかで
あれこれアイデアを出したり
して・・・
「ここは、、こんな風にクリムト風にして・・」
などと言ってたら、、そしたら、
先生から、、「小原君も一緒にどこかに描いてみる?」
なんて言われ、、
「いえ、けっこうです。。^^」
と速攻お断り申し上げた(笑)。。
TAKO画伯の腕の見せ所です。。
彼ならやれます。。。
ちなみに・・
テーマは・・ひとくちでいうと「浄土」。
けれども、、仏教的でもキリスト教的でもなく
それらに偏らない・・・で、、
もちろん、タコなんかがあってもいいと
言われました(笑)。。。
金銀なども散りばめられた
寂光の世界観・・・そんな感じらしい。。
どうか、TAKOさんには
現代のミケランジェロや光琳にでもなる気概
で頑張っていただきましょう。。^^。
たとえ困難でも
それだけの意味ある仕事と思います。。
このあと、
老人ホームの事務所で
お茶を頂いて少々寛いでおり・・
takoさんがトイレに行かれた際・・
梵先生から
「彼、やってくれるよね」と言われた。。
いやぁ~、、ちゃんと見込まれてます。。
こういうことは絶対、妥協されない方だから。。
ずっと梵先生からの説明を聞いてるときの
そのTAKOさんの姿に、僕は安心しきっていたが、、
梵さんも、彼は大丈夫と安心してくれたようです。。
そう、まだ実績や経験など少なくとも
彼は、手先が器用なだけでなく、
いつもどっしりとした心の安定感がある。。
物事に臨むその態度もとても謙虚。。
今回、少しの迷いもなく推させていただいた次第である。。。
最後にこの老人ホームの理事長さんが
お越しになり、ご紹介いただいた。。
梵先生から、、僕を紹介の際・・・、
「今回の壁画制作の・・、
私のアートマネージャー」です。。
なんてカッコ良く紹介されちゃった。。
「彼は画廊もしていて・・とても
数多くの作家とも交流しているんですよ」
などと。。いやはや、、照れた。。嬉しい。。
そんなこんなで、、感動ひとしお、、
向台老人ホームをあとにしました。。
↓裏門のフェンス


さて、、今回、たくさんの記事で
紹介させていただいた
梵寿綱(ぼんじゅこう)先生。。。
10月のドラードの
(総合公募)「創作表現者展」における
ドラード大賞の審査員もつとめていただきます。。
参加の皆さんは、、その作品、
見てもらえます。。。またそれが縁で
今回のようなオファーにも繋がる可能性は
じゅうぶんあります。。
僕も、彼はいいね~、彼女はいいね~などと
いわれたら、、全面的に協力するつもりです。。
どうか、、残すところ、、ひと月ちょっと・・
頑張ってくださいね♪