絵を観るということ。 | 画家の雑記帳

絵を観るということ。


たとえば、音楽をCDで聴くのと
間近でその生演奏を聴くのとが違うように
絵画もまったくそれと同じことが言える。。

画集で作品をみても、
インターネットで画像をみても、、
あぁ、この作風好きだなぁ~とか
逆に好きじゃないな~くらいの判別には
なるけど、そういうところからは
その作品のほんとのところは
わからないと思う。。
まぁ、僕も自分の作品をたくさん
ブログでアップしているけど(笑)。。

僕は、当たり前だけど、アートの世界が
大好きで、自分で絵も描けば、
画廊もしてるくらいだから、
それなりの数の画集もポストカードも持っている。
でも、それらは、資料でしかない。
好きな巨匠のポストカードからは、別に感動は
しないけど、同じ絵を、美術館などに見にゆくと
何度行っても感動できる作品がある。

何が違うのか・・・。
これは例えば、絵の画像や画集の絵のサイズを
作品と同じ大きさにしてみたところで
もちろんサイズによる迫力はかわるけど、
大事な部分は何も変わらない。。

それは、作家の筆遣いであったり、
絵肌や、表面の質感であったり、
微妙な光沢具合だったり、凸凹だったり、
微妙な陰影だったり、かすれだったり・・
そういう全体から醸し出される空気感は
どうしても画像では伝わらない。。。
また、空間や照明によっても
作品はより生きてくるもので、
そうしたことも画像では表せないもの。

そういう意味で、やはり
作品画像は資料でしかなく、
自分のブログでも、あくまで
「紹介」でしかない。。。

これは別の意味でもいえるかもしれない。。
たとえば、言葉は悪いけど
たいしたことのない彫刻作品があったとして
(何を基準でたいしたことないのかわからんが/笑)
でも、超一流のカメラマンが撮影すれば
そのもの以上に凄く見えることだって
あると思うんですね。。
で、ものによっては、実物みてガックリきちゃったり
して・・(笑)。
ともあれ、やはりそのものの持つ実在感は
そのものを直接に観るしかないですね。。。

そんなわけで、ほんとのところは、、
自分の作品も、他の人の作品も
ブログで写真を載せたくはない思いが
ブログ始めた時からあります。。。
けれど、それが載ることで、いろんな人が
観に来てくれる大事な「きっかけ」になるから、
どんどん、自分の作品も、人の作品も
紹介してきているというか、そんな感じです。。

いつも通り、ながながと書いちゃいましたが、
興味があって、そしてお時間の余裕がある方、
ぜひ、「実物」を見に来てください。。
もう、ブログでたくさん見たからいいや、
なんて思わないでくださいね(爆)。。

「二人展」あと、本日と、金土日の
3日間になりました^^
多数の方のご来廊、心より
お待ち申し上げます♪