描けなかった日々とそこからの脱出。 | 画家の雑記帳

描けなかった日々とそこからの脱出。


昨日は「作業興奮」という心理学用語
を元にやる気の秘訣みたいな記事を書いた。

それとは次元の違うことだけど
ある意味、反対の世界のことを
今日は書こうと思う。

絵を描く人なら
たぶんある程度の人が経験あるのでは
と思うのだけど、
「描けない時期」ってもんがある。

自分もあった。。。
なんていうか・・
それなりの絵を描こうと思えば描ける。
でも描けない。
気持ちが向かないと言えば
それまでなのだけど・・。

自分の場合は、ずいぶん前だけど
半年以上描けない時期が
一回あったなぁ~。。。

原因は比較。
パリに行き、ルーブルを始めとした
大美術館を周り、莫大な量の絵をみて
とにかく刺激を受ける。
そして刺激受けすぎたのがいけなかった。
風景画も人物画も
キュビズムやシュールなどの空想画も
現代アートも・・
何から何まで凄すぎて・・・
所詮、自分なんかが一生描いたところで
足元も及ばない的な・・
そんな絶望感を感じた。それが原因。
巨匠さんたち、凄すぎるんだもん(笑)。
打ちのめされた感じ。。。


僕の場合はそれだったけど、
他の人から聞いた体験談では・・
デザインフェスとかゲイサイとかに
参加して、隣りの人が売れまくり・・
自分のブースはまったく閑古鳥・・
そんな経験をした人も
しばらくはもう描けなくなった・・など
そんな話しもある。。

そう・・・比較が原因。。。
もちろん、自己表現の世界であるし、
本来は人がどうという問題でもないのだけど
やっぱり「人間だもの」(byみつを)で
人は凹んでしまうもの。。。
また、人気の作家でも
時代とともに消えてゆく人もいれば
生きてる間、まったく認められず、
後世で燦然と輝く評価を得た画家もけっこういる。
そういう世界でやっていることは
百も承知なのだけど、
なかなか「我が道を往く」
って感じの境地には
たどり着けないもんなんですな、これが。。

僕はどこで立ち直ったんだろう。。
何か大きなことが別にあったわけではない。
一時期ずうっと描いていなかったら
ある頃からうずうずし始めたって感じだろうか・・。

いい例えが浮かばなく恐縮だが
一年二年と彼女のいない男性が
何年も男女関係してなくて^^、
いつしかその環境に馴れるのだが
ある日無性にHがしたくなるようなもの
であろうか(笑)。すみません、下品で^^;
でも、自然の本能として人肌恋しくなるような
時って誰しもあるものですよね。。。
(と、無理矢理、綺麗に片付けてみる/笑)

ともあれ、本能からの欲求のように
ふつふつと「描きたい、やっぱ描きたい」
ってなった時がホンモンだろうか。。
それ以来ずっと描いてるから・・
一度、そういう「堕ちてみる」ということも
大事なのかもしれない。。

いまでは、どんな凄い絵を美術館でみて
どんなに圧倒されたとしても、
じっくりその凄さを観察しながら
こんな絵、死ぬまでには一度描いてみたいもんだと
けっこう冷静に観ていられるようになった。。
それに、逆に励みになるというか・・。
能力の違いはそりゃぁ~あっても、
同じ人間が描いたんだもの。
人間は場合によってはここまで辿りつけるんだ~って
そんな感じ。
それは、ビートルズ聴いていても同じ。
人間って、場合によっては
これでもかってほど、ヒット曲を出し続けれるんだ
みたいな。。

そう人間の可能性がすごいんだ。。
ただ、自分はいまのところ、
そういう域にたどりついてないだけ。
かくなるうえは、生まれ変わるたびに
描き続けて、そういう域に達してやる
みたいな闘志にちかいもんが湧いてきたりする(笑)。
冗談に聞こえると思いますが
輪廻信じる派なので、マジそのつもりです^^


あ~また、こんな締めで終わっちった・・^^;
ではまた~♪


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少々、前記事からのレスが遅くなってますが
明日にはまとめて書き込みできますので
お気兼ねなく、コメントしまくってくださいね^^;

ではまた~♪