「アーティスト」と「時代」について。 | 画家の雑記帳

「アーティスト」と「時代」について。


『社会がどんなに悪徳に汚されていようと
 新たなアーティストたちは必ず出現
 しなければならない。
 それは彼らの責任でもある。
 時代や社会のせいにするのは
 なんの理由にもならない。
 おそらく、よかった時代や社会など
 未だかつて一度もないだろう。
 いつでも、時代や社会が悪すぎたか
 少しはましだったかという程度なのだ。
 何もしない人たちが提言する理由は
 いつも必ず間違っている。』

と、ドナルド・ジャックという
20世紀のアメリカで活躍した芸術家は言った。


ほんとにそうだよなと思う。。。そして、
逆に今は恵まれてるほうだと思う。

少なくとも100人以上の
芸術家の伝記に目を通してるが・・
すごい大変だった人が圧倒的に多い。。。

ほんの半世紀ちょっと前でも、
すごい巨匠達がどんどん生まれたが
中には、生涯かけて描いた作品の
数百点とか中には千点近くとかを
ナチスに没収されたり・・、
アトリエにあった全作品が戦火に
燃えてしまったり・・・、
もしくは・・現代のようにインターネットもなく、
出版も盛んでなく生涯まったく売れないまま
ひたすらに激貧で生き、死んでから今、
何億で取り引きされてる画家などなど・・
数え上げたらきりがない。。。

まぁ、客観的に
画壇の問題、美術市場の問題など
そうした問題をあげて
建設的な意見として、
その向上を目指して
声をあげてゆくことは意義あることと
僕自身、思っているのだが
ともすれば、何かにつけて
悪環境のせいにして・・
制作や活動がうまくいかない事に結びつけ
その環境を嘆く人もそれなりにいるものなので、
基本的にそういう環境のせいで出来ない人は
結局はいつまでも出来ないんでは・・
などと思う。。

ビジネスだってそう・・
戦後最大の不況とか
百年に一度の・・とか
でも、まぁそうなんだけど
そして、そういうのは
生活必需品ではなく
骨董や美術品を売り
同時に画家もやってるこの僕も
それは痛いほど感じはするけど^^;
でも、、それでも戦国時代や
戦中・戦後の時代を考えれば
ど~ってことないわけで・・、
単にそうしたことを理由に
「うまくゆかない」とただ嘆いてたり
時には「自分のせいではないのだ」
とばかり、我が身の不振を
社会や時代のせいばかりにする人は
いかがなものか~なんて思う。。

まぁ・・・もちろん、絵に関して言えば・・
単に売れればいいというわけでは
ないのだけど・・・、
これまたよく売れてる人気作家を
大した画力もないのになどと・・
とやかく揶揄したり
中傷なんかを見聞きすることもあるけど
でも・・、それもどうなのかな~って。
そんな一般ウケするもん
ワシは描かんのだ~と
いうならそれはそれでご立派だし、
なんなら販売もしなければいいし・・・
でも、作家として値段つけて
社会に向けて活動しているのなら、
同時に、成功してる人達の、
その総合力というか・・
競争率超激しいこの世界における
その戦略や自己プロデュース力など、
まずは評価してもいいのでは、と思う。。。

こんなこと言ってる僕が
20世紀最高峰のアーティストは
世界の全世代を圧巻・魅了したという意味で
ウォルト・ディズニーかな^^
なんて真面目に思ってる。。。
中には、あんなのアートじゃない
と怒られる人もいるかもしれないが・・^^;


ともあれ・・
見えない地道な苦労とか
厳しい境遇や情勢とか・・
よっぽどラッキーだけで生きてる
希少な人は別として、
人それぞれみんないろんな苦労を
抱えてると思うし、
そういうしんどい部分などは
なるべく見せず、愚痴っぽい批判などもせず、
たまに売れたときは
イェ~ィ!売れたぜ~っ^^と、
パァーッとやってるほうが
とても気持ちよく生きれると
私は思います^^。

だって、たとえば、
所詮、毎月10万前後の絵が
定期的に売れたところで、
それでも年収120万前後ですよ(^^;。
画家って、たいへんなもんです。
売れたらめでたいし、
どうか画家に愛の手を(笑)^^。
まぁ、ほんと一部をのぞき、
ほとんどの画家は
まずそれだけで食べてゆけませんから。。

そういうわけで
すごい数のアーティストがいる時代
だし・・、「みんな大変」、
「売れたら売れたで
 浮き沈みある世界だから大変」、
ということで、、、
まぁ時代とか社会とか
あまり気にせず、モクモクと
ガッツ出していきたいもんですね。。
心も足取りも軽く。。^^
あまりガツガツ尖ってたり、
悲壮感みなぎらしてる画家は
ちょっと悲しく見えます。。
(自虐ネタの人は好きですけど^^)

ではでは・・・
今日もハツラツ、
元気だしてゆきましょ~♪

ペタしてね

いつも、ついつい
長~い文章になりますが・・
ほんとスミマセン(笑)。
ではまた~。。