画家の言葉④~藤田嗣治~<友情編> | 画家の雑記帳

画家の言葉④~藤田嗣治~<友情編>


このブログに来ている人は
絵の好きな人や、もの作りしてる人や、
文化芸術に詳しい人など多いから、
藤田嗣治
の好きな人もけっこういる
かもしれない・・・。

さて、前回の「画家の言葉」で
岡本太郎の言葉を紹介をしましたが、
この太郎さんと藤田さんとは
とても深い交流があったのを
ご存知でしょうか・・。

あまり知られていず、また
知らない人は、タイプも違えば
親子ほどの年齢差の二人でもあるので、
なかなかイメージがつながらないかも
しれません・・・。

じつは岡本太郎さんの父は
岡本一平と言って、当時
風刺漫画で一世風靡した人で、
まずその一平さんと藤田嗣治さんが
お友達なのでした。
なので、太郎さんが子供の時、
ご自宅に藤田さんも遊びに
来られていました・・。
ちなみに、かの芥川龍之介も一平さんと
友達で岡本家に顔だしてました。
すごいですよね・・・・。
華麗なる芸術家族。
ご存知のように母のかの子さんも
歌人であり小説家です・・。

そして、若き太郎さんがフランスへ留学された時、
すでに藤田さんはパリのモンパルナスにいて、
太郎さんもまたその後モンパルナスに住み、
向こうでも仲良くされていたわけです・・・。
太郎さんにとっては、
素晴らしい画家の先輩であり
また頼りになる「おじさん」的
存在だったともいえます・・。

この二人は後に・・
そのフランスでも
それぞれに巨匠の位置に
ついていかれるのですね・・。

フランスで、日本人画家の一番有名な人は
まず何といっても藤田嗣治ですし、
太郎さんもまた、フランスの名だたる
芸術家たちと芸術運動したり、
のちには彼個人の映画が制作されたり、
国からオブジェ制作依頼があったり
フランスでもかなりの存在と
なっていきました・・。

とつい長くなってしまいましたが
これは前置きです(笑)。

今回は・・
「友情」ということについて・・
画家・藤田嗣治の言葉を紹介します・・・。


われわれは絵を愛するように
友人を愛すべきだよ。
たとえその額縁がどうであろうともさ。


僕も、僕個人の見解を言えば
僕が金持ちだろうが
すごく貧乏だろうが
かなり太ってようが
とてもガリガリだろうが
成功してようが
失敗していようが
そんなことと関係なく・・
そのままの僕の内面を愛してくれる人
がいたら、僕はその人を
真の友人だと思うなぁ~。

世の中、恋愛でも何でもそうだけど
現代は条件的な人も
多いじゃないですか・・。
少し昔には、「3高」(高学歴・高収入・高身長)
とかいって、流行語までに
なって、いまだにそうした流れがあるけど・・。
でも、たとえば高収入の実業家と結婚して、
その相手が事業失敗したら
離婚ということになるかな・・、
なんて当時思ったもの。。


人と人の関係って
時に「額縁」で判断しがちというか・・。
まぁ男女間の結婚なんて言ったら
いろんなしがらみもあるだろうし
一生の「生活」がかかってるから
そうした気持ちも感覚もわかりはするけど・・・
せめて「友情」だけは・・・と
そう思います。



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