過去のテレビ出演での裏話。。 | 画家の雑記帳

過去のテレビ出演での裏話。。


昨日の記事で、TV出演の話しをしたので、
それにちなんで、
過去にテレビに出た時のエピソードも
お話しちゃおうかなぁ・・と^^。

じつは、もうずいぶん前になったど、
あるテレビ番組に一度、
しかも俳優として(?)<笑>
出演しました~♪。

その時のいきさつ・・・↓

ある日、テレビ局のプロディユーサーの人から
私の経営するアンティークのお店に電話がかかってきた。

なんだか、テレビの撮影でご協力いただきたいってこと。
で、「何の番組?」って聞いてみると、
テレビ東京で『20世紀 日本の経済人』という。
『悪いけど、僕はそんな大物ではないのでお断りします、
 誰かとお間違いでは』(笑)っていうと
『いえ、お店を使わせていただきのです』ということで(笑)、
さらに『細かなことは、お伺いしますので、
ぜひ、お話しさせてください』という。

それで、テレビ局の人達がきて話しを聞いたところ、
歴代の起業家列伝みたいなものをしていて、
次に予定している『服部金太郎』(セイコーの創業者)での
再現フイルムを作りたいという。
それで
『ぜひ、こちらの店で・・・』ということだった。
(ちなみに、僕の店は数多くの古い時計を扱っている店なので)
そういうことなので
『あ、それなら、別にいいよ』と、快く快諾。
しかし、問題はその先だった・・。

プロデューサーさんから・・
『あの~、それで、申し上げにくいのですが
 それに使うピッタリの俳優がいないというか、
 時計を修理しているシーンを作ることになるので
 さすがに時計修理してる人に
 お願いできればと思っているのです。
 小原さん(僕のこと)、やってもらえないでしょうか・・」
 ときた^^;。

『いえ、僕は、時計修理はしません。
 僕は、仕入れや販売などの経営全般ですので・・。
 でもうちに、専門の若い時計職人を2人やとってますので、
 彼ら(指をさす)でどうでしょうか・・』

プロデューサー、スタッフをみて、
『いえ、すみません・・あの・・・できましたら』
と申し上げにくそうなので・・
あぁ、役不足(爆)かと思い、

『それなら、取引先のいろんな職人、紹介してあげますよ~」
 と言ってあげた。
『いえ、ぜひ、小原さんがやってください』
『え、僕が・・、素人だよ、時計の修理もできないし、
 そんな俳優のする仕事なんて・・』
『いえ、そんな本格的な修理のシーンでないですし、
 精密ドライバーやピンセット持って、
 ちょっとネジを外したりしてる感じでいいんです。
 普通の人より、そのへんは上手でしょうし、
 なにより、とてもイメージに合いますので・・
 ぜひ、なんとかお願いいたします』などと言われてしまった。
『え~~~、そそそんな、僕がぁ~・・・いやぁ、まいったなぁ~』
 と困惑&しばし沈黙。

で、まいっかなぁ~、いい経験だなぁとも思い、
『じゃぁ、あの、もし撮影するとしても、
 店の閉店後にしてくださいよ。
 それと、テレビの最後のクレジットロールに、
 うちの店名、きちんと入れてくれるんなら
 宣伝にもなるし(笑)、やってみますよ!』
といった。先方は
『もちろんです、それは、大丈夫です。
 ありがとうございました。よろしく
 お願いします』ということに、なったのでした。・・(^^;

そして・・撮影日、本番、明治時代の着物を着せられる。
(びっくりしたが、こういうもの着ると、
なんかそういう気分になってしまう。
なんていうか、風格とか威厳とかといった明治の時代的気分に・・)

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時計修理は、事前に職人スタッフから、
ばらしていく順番と5段階ほど聴き速攻で覚える。
しかし、いざ撮影となると、いろいろ問題がある。
アガル?そうではない。
時計修理って、本来、とても細かな精密な作業で
目に専門のルーペをつけながら、
その顔をムーブメントにぐっと近づけて作業するものだが・・・
なんと、そのムーブが
『頭で見えなくなるので、顔をぐっと離してください』
さらには、真っ暗にし、時計には強力な照明・・。
しかもカッコがつくとのために
『専用ルーペ(きずみ)は右目にそのままつけててください』
 などと注文される。
(あほか、時計の分解すら初めてなのに、
 そんな無理難題・・、しかも
 同業者みたら、なんて修理の仕方だ・・
 と失笑を買ってしまうではないか・・・)

修理中映像↓


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でもまぁ、協力する以上、彼らの希望通り頑張ってみる・・。
我ながらよく、強力な照明放射と、
ピント合わずのなんちゃってルーペしながら
ほとんど勘と感覚だけを頼りに、よくやれたもんだと思う(^^;
いちおう、ほぼNGなしで、たいへん褒められました^^。

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まぁそんなこんなで無事撮影も終り、
テレビでの再現フィルムとなりました。
(最後の写真は、
 完了時かなんかのムーブを見つめる眼差し(笑))

・・・というテレビ体験記でした。。。

<おまけ>
長い記事のついでに・・・(^^;

ちなみに、その後も・・
笑っていいともの何かのコーナーに出演依頼があった。
これは、場慣れした芸人どもに
いいようにされそうなので、断る。
あと、みのさんのなんかとかっていう番組も
かつて依頼があったが、それも乗り気でなく断った。
あと、カラオケのダム(レーザーのほう)
の映像でも、依頼があった。
このときは、平井堅の『おおきな古時計』
だったが、若手俳優の
時計いじくる手つきがヘタクソなので、
急遽、僕が手タレになった(笑)。
さらに、タッキーがでることになった『アンティーク』も、
企画段階では、我が店が舞台の候補にあがったが、
すごい予算が組まるようにもなり、結局、
うちなんかとは比べ物にならない
かなり大きな店でのドラマとなった(笑)



ではでは・・・長話しに
お付き合いくださり
ありがとうございました^^

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