好きな表現。嫌いな表現。
(昔の記事を一部リライトして再掲)
「好きな表現・嫌いな表現」
と題しましたように、
これから書かせてもらうことは、
あくまで個人の「趣向」の見解です・・・。
これまで、わりと多くの本に触れてきましが、
その中で感じる「好きな表現」は、
かりに難解なことでも、難解に表現せず、
わかりやすく簡単に表現している文です。
そういう文体こそとても好きに感じる表現。
そういう文に触れると、
「こんな世界のことを、
よくこういう風にシンプルに
しかも核心をついて書けるよなぁ~
ああ、なんていい表現の仕方だなぁ~」
などと関心してしまうことがあります。
(滅多にないけど^^)
それとは逆に・・
たまに批評系の本を読んでると、
なかには、さしたる内容でもないのに(たぶん)
やたら、難解な表現を
あえて好んで使ってるような文筆が
よく目につきますが、そんな時は、
なんだかなぁ~と思ってしまうことが多い。
まるで哲学書を間違って買っちゃったような(笑)。
翻訳本なんかでも、
これ、もっと簡単に訳せるでしょ~いくらなんでも。
っていう文もよくあるものです・・・。
(たまたま、年末に買った美術の翻訳本は
原文が超難解なのに、日本語訳がめちゃ
わかりやすかったので感動。。後日紹介)
とはいえ、批評の世界などは、
ある程度は難解であるほうが、
いわゆる高尚な文であるほうが、
何だかありがたい感じがするでしょうから
そんな風に文章を難解に難解にと
表現するその気持ちはよくわかりますが・・。
たとえば美術批評系の本でも、
この絵は、すごい。なんて上手いのだろう、
などと作品について書けるはずもなく(笑)、
それはおいしいものをおいしいというだけで
芸がないから、それなりの表現でなされる
わけだけど、やたら難解オンパレードの
文体も目につくもの。。
なんかこう・・・例えば、
ちょっと参考程度に文章つくってみます。。
(かなり適当に作成^^;。。↓)
●たとえばダリのような絵、細密な幻想絵画の場合。
細密性と幻想性を伴なわせつつ、
形而上の存在と現実的存在との対極が、
二律背反をしながらも、陰と陽、光と影のように
せめぎあうなかに生まれる融合の世界観。
それは、たんなる抽象画ではなく、
いわゆる具象画でもなく、
またその中間的な半具象というものでもなく、
具象の中に抽象があり、抽象のなかに具象があるといった、
二極の融合から生まれる世界の構成なのである。
みたいに^^;
まぁ、なんだかよくわからないけど、
とてもありがたい感じになりますよね。(^^)
自分で書きながら、ちょっと酔っちゃった(笑)。
まぁ、どんな絵のことでも、凄いように書こうと思えば
プロの文筆家ならこうした文章は
いくらだって書けるもんだし、悪く書こうと
思えばそれもいくらだって書けるもの。
けれど、すでに名の定まった芸術家のリアルタイムでの
悪い批評はほとんど聞いたことがない(笑)。。
19世紀、印象派でクソミソに酷評されてた画家が
数十年経て巨匠として認められると
もうどの批評家も何も言わないどころか
大絶賛の批評ばかりなのも、一つの事実。。
ゲンキンなものである。。まぁ、仕方ないか。。
話しの方向が難解な言葉ばかり使いたがる批評家
の批判のようになってしまったきらいがあるが^^;
(中には素晴らしい人もいっぱいいるけど)
きちんと本質的な側面を、単に左脳のお遊びや
文章のアカデミック化に酔わず、不特定多数の
読者にもっと意味を通じやすくしてもいいのでは
ないだろうかと純粋に思う一人である。
特に、美術系の本は今、ほんとに売れ行きが悪いが
こんな風にどうも難しい言葉ばかり使ってるのが、
そのあまり売れない原因の一つにもなってる気が。。
まだ、上記に掲げた、例えの文章程度ならまだしも、
こういう文体に専門用語や横文字を多様すれば、
もうほんと豪華絢爛なカオスの世界に突入です。
それをどのページでもされたら、さすがに頭痛が。。
(もちろん、すべてがそうではなく、最近はちょこちょこ
面白おかしいくらいの美術解説書などは出て来てはいる)
ともあれ、よく美術館での作家の紹介文でも
やたら難解に書いていてあって・・・
個人的には、一般のおばちゃんが来ても、
もっとよ~くわかるように書けんのかい?
と思うことが多い。
まぁ、ビールでいえば「おいしい」の代わりに
「コクがあるのに、キレもある」(笑)
くらい程度のわかりやすさにというか。。
(あくまで、僕個人の感想ではありますが^^;)
最近、たまたま読みたくなるタイトルの本にかぎって、
脳みそ疲れる系の本が続いたので、
ちょっと愚痴ってみました^^;。
まぁ、僕がそれほど頭良くないからいけないのですが、
たまに、難解な本のその中の単語を調べていくと、
あ~こんな事を言いたいために
わざわざこんな表現して・・と思う時がある。。
なんというか
絵画にしろ、音楽にしろ、芸術全般に
批評家は、作家と観賞する人の間の橋渡し
をするような立場なので、
あまりに一般世間とかけ離れたような
文章で書いても、それは一部の人には喜ばれても
本来の目的には、なかなか到達しえないのでは・・
などと思う。。
なんて、感じるまま、やみくもに書きましたが
たんに僕が難解な文章は僕は苦手だし、
どうも好きになれない、
難解をわかりやすく表現した文が好き、
というだけの話しでした。。。(笑)
それに伴い、けっこう批評の世界にも
踏み込んで書いてしまいましたが・・
批評家してる人が万一みてたらゴメンナサイ。。
あくまで個人の趣向と感想です。。
※記事の内容で美術本を中心に展開しましたが
さすがに一般の美術雑誌や、たまにやる
有名雑誌(ブルータスやPENなど)の美術特集、
あれはとても優れたライター陣をそろえてると
思います。。幅広い読者層を意識し、かといって
それに迎合してるわけでもなく、難解な文体書いて
喜んでるようなものも感じないし・・・。
ちゃんと考えられてるな~なんて思います。。
(文責)もっと本屋で美術本コーナーが広くなって
ほしいと願う一人のオヤジ。
「好きな表現・嫌いな表現」
と題しましたように、
これから書かせてもらうことは、
あくまで個人の「趣向」の見解です・・・。
これまで、わりと多くの本に触れてきましが、
その中で感じる「好きな表現」は、
かりに難解なことでも、難解に表現せず、
わかりやすく簡単に表現している文です。
そういう文体こそとても好きに感じる表現。
そういう文に触れると、
「こんな世界のことを、
よくこういう風にシンプルに
しかも核心をついて書けるよなぁ~
ああ、なんていい表現の仕方だなぁ~」
などと関心してしまうことがあります。
(滅多にないけど^^)
それとは逆に・・
たまに批評系の本を読んでると、
なかには、さしたる内容でもないのに(たぶん)
やたら、難解な表現を
あえて好んで使ってるような文筆が
よく目につきますが、そんな時は、
なんだかなぁ~と思ってしまうことが多い。
まるで哲学書を間違って買っちゃったような(笑)。
翻訳本なんかでも、
これ、もっと簡単に訳せるでしょ~いくらなんでも。
っていう文もよくあるものです・・・。
(たまたま、年末に買った美術の翻訳本は
原文が超難解なのに、日本語訳がめちゃ
わかりやすかったので感動。。後日紹介)
とはいえ、批評の世界などは、
ある程度は難解であるほうが、
いわゆる高尚な文であるほうが、
何だかありがたい感じがするでしょうから
そんな風に文章を難解に難解にと
表現するその気持ちはよくわかりますが・・。
たとえば美術批評系の本でも、
この絵は、すごい。なんて上手いのだろう、
などと作品について書けるはずもなく(笑)、
それはおいしいものをおいしいというだけで
芸がないから、それなりの表現でなされる
わけだけど、やたら難解オンパレードの
文体も目につくもの。。
なんかこう・・・例えば、
ちょっと参考程度に文章つくってみます。。
(かなり適当に作成^^;。。↓)
●たとえばダリのような絵、細密な幻想絵画の場合。
細密性と幻想性を伴なわせつつ、
形而上の存在と現実的存在との対極が、
二律背反をしながらも、陰と陽、光と影のように
せめぎあうなかに生まれる融合の世界観。
それは、たんなる抽象画ではなく、
いわゆる具象画でもなく、
またその中間的な半具象というものでもなく、
具象の中に抽象があり、抽象のなかに具象があるといった、
二極の融合から生まれる世界の構成なのである。
みたいに^^;
まぁ、なんだかよくわからないけど、
とてもありがたい感じになりますよね。(^^)
自分で書きながら、ちょっと酔っちゃった(笑)。
まぁ、どんな絵のことでも、凄いように書こうと思えば
プロの文筆家ならこうした文章は
いくらだって書けるもんだし、悪く書こうと
思えばそれもいくらだって書けるもの。
けれど、すでに名の定まった芸術家のリアルタイムでの
悪い批評はほとんど聞いたことがない(笑)。。
19世紀、印象派でクソミソに酷評されてた画家が
数十年経て巨匠として認められると
もうどの批評家も何も言わないどころか
大絶賛の批評ばかりなのも、一つの事実。。
ゲンキンなものである。。まぁ、仕方ないか。。
話しの方向が難解な言葉ばかり使いたがる批評家
の批判のようになってしまったきらいがあるが^^;
(中には素晴らしい人もいっぱいいるけど)
きちんと本質的な側面を、単に左脳のお遊びや
文章のアカデミック化に酔わず、不特定多数の
読者にもっと意味を通じやすくしてもいいのでは
ないだろうかと純粋に思う一人である。
特に、美術系の本は今、ほんとに売れ行きが悪いが
こんな風にどうも難しい言葉ばかり使ってるのが、
そのあまり売れない原因の一つにもなってる気が。。
まだ、上記に掲げた、例えの文章程度ならまだしも、
こういう文体に専門用語や横文字を多様すれば、
もうほんと豪華絢爛なカオスの世界に突入です。
それをどのページでもされたら、さすがに頭痛が。。
(もちろん、すべてがそうではなく、最近はちょこちょこ
面白おかしいくらいの美術解説書などは出て来てはいる)
ともあれ、よく美術館での作家の紹介文でも
やたら難解に書いていてあって・・・
個人的には、一般のおばちゃんが来ても、
もっとよ~くわかるように書けんのかい?
と思うことが多い。
まぁ、ビールでいえば「おいしい」の代わりに
「コクがあるのに、キレもある」(笑)
くらい程度のわかりやすさにというか。。
(あくまで、僕個人の感想ではありますが^^;)
最近、たまたま読みたくなるタイトルの本にかぎって、
脳みそ疲れる系の本が続いたので、
ちょっと愚痴ってみました^^;。
まぁ、僕がそれほど頭良くないからいけないのですが、
たまに、難解な本のその中の単語を調べていくと、
あ~こんな事を言いたいために
わざわざこんな表現して・・と思う時がある。。
なんというか
絵画にしろ、音楽にしろ、芸術全般に
批評家は、作家と観賞する人の間の橋渡し
をするような立場なので、
あまりに一般世間とかけ離れたような
文章で書いても、それは一部の人には喜ばれても
本来の目的には、なかなか到達しえないのでは・・
などと思う。。
なんて、感じるまま、やみくもに書きましたが
たんに僕が難解な文章は僕は苦手だし、
どうも好きになれない、
難解をわかりやすく表現した文が好き、
というだけの話しでした。。。(笑)
それに伴い、けっこう批評の世界にも
踏み込んで書いてしまいましたが・・
批評家してる人が万一みてたらゴメンナサイ。。
あくまで個人の趣向と感想です。。
※記事の内容で美術本を中心に展開しましたが
さすがに一般の美術雑誌や、たまにやる
有名雑誌(ブルータスやPENなど)の美術特集、
あれはとても優れたライター陣をそろえてると
思います。。幅広い読者層を意識し、かといって
それに迎合してるわけでもなく、難解な文体書いて
喜んでるようなものも感じないし・・・。
ちゃんと考えられてるな~なんて思います。。
(文責)もっと本屋で美術本コーナーが広くなって
ほしいと願う一人のオヤジ。