画文集Page7「into unity」 | 画家の雑記帳

画文集Page7「into unity」

美しい流線を
ソファーに横たわせ
身動きひとつ見せず
無表情のまま
宙を見上げる君
その心に映るものは何

生まれたままの姿の君の肉体
まるで穢れを知らないような白い肌を見つめるうち
無意識に吸い込まれてしまいそうにもなるけれど
僕らが触れ合うことはない

僕の筆先から流れる線が
キャンバスの中で戯れて
そのままの君が形成され
同時にもう一つの君が
静かに表れてくる・・

互いの領域の隔たりを結ぶこの空間で
触れ合うことも
見つめ合うこともないまま
僕らはいつしか融合してゆく・・・

画家の雑記帳
画「青いNUDE」油彩・F30

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