視力を改善するトレーニング方法 | 健康と終活のブログ

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視力改善については、このブログの過去の記事にありますので参考にしてください。

2016年02月27日(土)の記事:天然目薬について

2013年03月12日(火)の記事:目の筋肉トレーニングについて

2013年03月08日(金) の記事:ドライアイについて

2012年11月06日(火) の記事:頸椎のストレッチによる視力回復について

 

今回は、これ以外の脳の画像処理機能について書きます。

 

今、デジタル化が急速に進む中、その利便性と引き換えに、私たちの目にかかる負担は否が応にも増大しています。

 

太古の昔、人類は「遠く」を見て暮らしていました。ところが文明が発達し、都市が形成されるにつれて、人々は「遠く」よりも「近く」を見ることが多くなりました。

さらにテレビ、続いてパソコンの普及によって、従来はありえなかった光の刺激を大量に、しかも近距離から受けるようになりました。

 

近視なんて、単に遠くが見えづらいだけとあなどってはいけません。

近視の人は、そうでない人に比べて「白内障」「緑内障」「網膜剝離」「近視性黄斑症」にかかるリスクが高くなることがわかっています。

 

つまり、近視は遠くが見えないだけの不具合ではなく、将来的には失明につながる疾病を招きかねないという非常に恐ろしいものなのです。

近視は現代病だから仕方ないと片付けられるものではありません。

 

また、年を重ねるにつれて目も老化していきますが、老眼は加齢によるものだから絶対に避けられない、というわけでもありません。

これもまた、ほとんどの人に知られていない事実です。

 

 

目から入ってきた画像情報は、脳内で電気信号として処理されます。

つまり、私たちは「目」で物を見ているのではなく、「脳」で物を見ているのです。

目は、いわば外界と脳をつなぐ窓口です。

あくまでも「今、目の前にはこういうものがありますよ」という情報を脳に送る役割を果たしているだけであり、その情報をどう捉えるのかを決めるのは脳の情報処理機能です。

ですから、いくらピントが合っている画像情報でも、脳の処理機能が低ければ、物の像をくっきりと捉えることはできません。

 

これは逆もしかりで、たとえ目から入ってきたのがピンぼけの画像情報でも、脳の処理機能が高ければ、画像情報以上にくっきりと捉えることができるはずです。

つまり、スマートフォンで撮った写真を、写真加工アプリで修正するようなものといったらイメージしやすいでしょうか。

「カメラ」である目がぼんやりと映し出している形を、脳の情報処理機能という「アプリ」を使って、より鮮明にするということです。

 

極論をいえば、目の機能は低下していても、脳の補正機能が高ければ、「見える」ようになるといえるのです。

 

この視力回復トレーニングに、「ガボール・アイ」と呼ばれているものがあります。

「ガボール・アイ」はすでに近視と老眼に効果を実証する臨床データが多数報告されている、脳を使った視力回復法です。

 

 

ガボール・アイは上のような「ガボール・パッチ」と呼ばれる縞模様の図形を眺めるだけという方法です。

 

厳密にいえば、ガボール・アイは「ピントを合わせて物を見る」という目の機能そのものを上げるものではありません。老眼が「治る」か、近視が「治る」かと聞かれたら、答えは「ノー」です。

 

老眼になっている目、あるいは近視になっている目の機能状態はそのままに、目に映っているものを処理する脳に働きかけることで、より鮮明に画像を処理できるようにしようというのがガボール・アイという方法なのです。

「いくつかの縞模様(ガボール・パッチ)を見て、同じ縞模様を探す」という要素を加え、難しいことはいっさい考えずに実践できる、非常にシンプルな方法です。

 

ガボール・アイのトレーニングについては、沢山の本が出ています。

私は下記の本で試してみましたが、確かに新聞の文字が見易くなりました。

 

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